異なる業界領域の仲間と共に挑戦し続ける、三井金属の想いと技術

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異なる業界領域の仲間と共に挑戦し続ける、三井金属の想いと技術

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オーナー

三井金属鉱業株式会社(以下、三井金属)は、銅箔事業や先進的な素材技術で世界をリードしています。一見バイオと関係がないような業種であるにも関わらず、三井金属は2023年にMATSURIに参画。さらに、ちとせグループに出資。その裏にはどのような想いがあったのか。

その想いと今後の展望について語っていただきたく、三井金属の常務執行役員 事業創造本部長 安田清隆氏とちとせグループ代表の藤田による対談イベントを開催しました。

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メンバー

  • 三井金属鉱業(株) 常務執行役員  事業創造本部長

    安田 清隆 氏

  • CHITOSE Group & MATSURI Founder

    藤田 朋宏

パートナー

  • 三井金属鉱業株式会社

  • CHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.

メンバー

  • 三井金属鉱業(株) 常務執行役員  事業創造本部長

    安田 清隆 氏

  • CHITOSE Group & MATSURI Founder

    藤田 朋宏

パートナー

  • 三井金属鉱業株式会社

  • CHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.

このプロジェクトについて
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全く異なる業界領域の仲間と繋がる。そして、共に挑戦する。

藤田
藤田

まず初めに、今回MATSURIご参画だけではなく、出資までいただきましたが、その背景や意図についてお聞かせいただけますでしょうか。

安田氏
安田氏

当社はパーパスとして「探索精神と多様な技術の融合で、地球を笑顔にする。」を掲げています。また、事業創造本部の私のパーパスとして「より遠くの世界へ足を運び、仲間と共に挑戦し、成長し続ける。」を掲げています。 いろいろな業界領域がある中で、例えば化粧品や石油領域に我々が挑戦するというと違和感があるかもしれませんが、見方を変えればそのような一見遠い業界領域に我々のアセットがはまる場合があると思います。そういった意味でMATSURIのお話というのも一見、遠く全然違うように見えますが、仲間から提案を受けて議論していく中で、「我々も貢献できるのではないか」と思い、決して小さい額ではないかもしれないが、出資して挑戦してみようというモチベーションで決めました。

藤田
藤田

今回御社を含め数社に出資していただいたのですが、藻類の産業を作ろうとしても、どうしても我々だけだと手が届かないところがあります。我々はバイオのことしか分かりませんので、我々の持っている強みで貢献することによって新しい事業の創出をお手伝いできればと思っていますし、出資いただくことは結婚したようなものなので(笑)、共に産業を創っていきたいと思います。

安田氏
安田氏

はい。我々も是非、共に挑戦していきたいと思っています。

まだまだ課題ばかり。しかし、想いと技術を持ち寄ればきっと解決できる。

藤田
藤田

先日、御社の総合研究所や市場共創推進部の方4名に、マレーシアのC4(Chitose Carbon Capture Central)にお越しいただきました。その後どのようなご報告を受け、どう思われましたか。

安田氏
安田氏

まず、御社の実証施設についての報告を受けました。藻類を取り扱っている企業は御社だけではない中で、将来のあるべき姿を見据えて大規模な実証施設を稼働させていることに心を動かされたようです。 次に、現地で働かれている御社の方々について報告を受けました。その方々のパッションといいますか、想いが非常に熱かったと。それは大切だと思います。決してやらされているのではなく、「自分たちでしっかりやるんだ」という想いに驚きと共感を持ったようです。 最後に、協業の可能性について報告を受けました。例えば御社の実証施設にCO₂ を導入することに課題があるようで、それに対して我々はソリューションを提案できるのではないかという考えに至ったようです。皆が目的意識を持って行き、得るものを得て帰ってきたな、と思いました。

藤田
藤田

これまでもいろいろな企業の方に来ていただいておりますが、同じ釜の飯を食うとはよくいったもので、あのような所で共にご飯を食べ、意見を交換することで新しいものが生まれる現場を目の当たりにしました。今回だけではなく、是非今後もいろいろな方に来ていただいて、御社が持っている技術の利用可能性を探っていただければと思います。

安田氏
安田氏

実際に私も行ってみて、現場を見て、議論させてもらいたいと思っています。機会がありましたら是非伺います。

藤田
藤田

先日、ある企業の副社長の方にお越しいただきました。まだまだ現場は課題ばかりで怒られるのかと思ったら、目を輝かせて「課題ばっかりだね。俺ここ来たいな」とおっしゃっていただきました。恐らく研究開発の方は喜ぶ現場なんだろうなと思いました(笑)是非いろいろな方を送り出していただいて、一緒に仕事ができればと思います。

MATSURIに期待すること

藤田
藤田

先ほど伺った御社のパーパス「探索精神と多様な技術の融合で、地球を笑顔にする。」で、実際にカーボンニュートラルの取り組みに重点を置いているとのことですが、そういった中で藻類をメインにしている我々に出資していただきました。御社がMATSURIに対して、また一緒に組んでビジネスできる部分として期待なさっているところはどういうところでしょうか。

安田氏
安田氏

例えば我々の持つ分離・精製技術で貢献できると考えています。現在MATSURIに参画されている方々とまだ深いお付き合いやコミュニケーションはないと思いますが、今後はMATSURI参画企業の皆様とも議論させていただきながら、我々の持っているアセットやいろいろな技術を融合させて共にWin-Winの関係で事業推進できれば嬉しいと思っています。

藤田
藤田

MATSURI参画企業様同士で一緒に組んで、我々は課題を全て出していくので、皆様と一緒に新しい産業構築ができて、皆様がビジネスとして大きくなっていくところに貢献できればと思っています。

MATSURIプロジェクトへまだ参画していない企業様へのメッセージ

藤田
藤田

まだMATSURIに入っていない企業様とか、迷っている企業様に向けてのメッセージをいただけますか?

安田氏
安田氏

MATSURIは「CHITOSEが主導して全てやるんだ」ということではなく、全ての企業に対して「みんなでやりましょう」と門戸が広く開かれているため、異業種間による技術の融合ができる可能性が十分あると思います。是非一緒にMATSURIに参画いただいて、一部あるいは複数で協業して、共に社会貢献に繋げていきたいと強く感じています。まだ検討中の皆様には、有意義な関係構築につながりますので是非参画を推奨したいと思っています。

藤田
藤田

ありがとうございます。これまで技術組合などに加入する中で、オープンイノベーションといっても「情報を出した人が負ける」のような構造になりがちで、口では簡単に言えても難しいなと感じていました。そこで私なりの考えとしては、誰かが旗を持って先導して、情報を出してくれた人が得をするような仕組みを作らないと、本当のオープンイノベーションは起きないと思います。そういった忸怩たる思いのもとMATSURIプロジェクトを始めました。 最初は理解されないかと思っていたのですが、非常に多くの方に理解いただき、皆さんに技術を持ち寄っていただけています。おっしゃっていただいたようにオープンに開かれておりますので、一業種一社ではなく、多くの企業様と共に産業を創り、そして大いに儲けていただければと思います(笑)


取材を終えて

この対談の前には、藤田による講演が三井金属社員の皆様に対して行われており、その講演についても対談前に意見交換が行われました。そこでも講演の内容や、「いつも社員や仲間に話していること」について共感が生まれ、安田氏より「今日は刺激の多いお話で、CHITOSEさんと何かをさせえてもらえるということについて、より楽しみになりました」とコメントをいただきました。

対談後も「オフレコトーク」で盛り上がり、ビジネスを繋げ、盛り上げていくにはこのように実際対談を行なって、ある程度本音を交えたやり取りを通じて培われる信頼関係が必要不可欠であると改めて実感、今後も藤田とパートナー企業様との対談企画を続けてまいりますので、是非次回もご期待ください!

 

◾️ちとせグループ 藤田 朋宏 × 三井金属鉱業株式会社 安田 清隆氏 対談動画

 

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