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TOPPANホールディングス株式会社の総合研究所にて、ちとせグループの笠原が講演を行いました
12月6日(金)、TOPPANホールディングス株式会社総合研究所にて、ちとせグループ Chief Innovation Officerの笠原堅が「〜複雑な社会課題を複雑なまま捉え、複合的に答えを出す〜 ちとせグループが考える『産業のバイオ化』」と題し講演を行いました。本講演は、10月に締結した資本業務提携を背景に、両社の協業可能性を探る目的で実施され、オフラインとオンラインで計300名超が参加しました。 笠原は、ケミカル分野と対比させつつ、バイオ分野の特徴である複雑さに触れ、人類が抱える社会課題の多くが複雑化している中で、課題を複雑なまま捉えて解決することの重要性について語りました。また、藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」や資源循環プロジェクトなど、事業や技術の強みについて具体的な事例を交えながら紹介し、TOPPANとの協業による新たな価値創出の可能性について提案しました。質疑応答では、会場およびオンラインから多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。ちとせグループは、バイオテクノロジーを通じた社会課題解決に向けて、引き続き産業のバイオ化を推進してまいります。 講演概要講演タイトル:〜複雑な社会課題を複雑なまま捉え、複合的に答えを出す〜 ちとせグループが考える「産業のバイオ化」日程:2024年12月6日(金)会場:TOPPANホールディングス株式会社 総合研究所、および、オンラインのハイブリッド 関連記事[ニュース] ちとせグループ、TOPPANホールディングスと資本業務提携を締結[TOPPAN] TOPPANホールディングス、バイオエコノミーの構築に向けてちとせグループと協業
東洋経済オンラインにて、MATSURIの取り組みが企画広告として紹介されました
12月6日(金)東洋経済オンラインにて、ちとせグループ(以下、ちとせ)の取り組み「MATSURIプロジェクト」について、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(以下、サーモフィッシャー)の企画広告記事内でご紹介いただきました。 マレーシアにおける藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central」(C4)では、藻類を培養するための装置「フォトバイオリアクター」を活用して藻類を生産していますが、屋外での培養課題の1つにコンタミネーションがあります。この課題解決のために、ちとせはサーモフィッシャーの分析装置を活用しており、これによりコンタミネーションの低減と迅速な発見による課題対応と、藻類の品質管理の効率化が可能となりました。今後も互いの技術を活用し、藻類のさらなる生産拡大に向けて邁進してまいります。 記事について東洋経済オンライン掲載日:2024年12月6日(金)見出し:化石燃料代替で注目!「藻類バイオマス」の可能性 「藻類産業」の構築を目指す企業の取り組み
「グリーンウォッシュ批判の時代の中で何を発信するか」と題し、MATSURIパートナー限定情報共有会を開催いたしました
上段左より、ちとせグループ Manager 坂本 莉沙、General Manager 野村 純平、エネルギーアナリスト 大場 紀章氏 2024年11月21日(木)、MATSURIパートナーを対象に「バイオ × 環境 × ビジネス」の最新動向に関する有益な情報を提供するオンライン情報共有会の第2弾として、「グリーンウォッシュ批判の時代の中で何を発信するか」を開催いたしました。 前半は「正直MATSURI」担当 サリーこと、ちとせグループ Manager 坂本 莉沙より、環境や気候に与える影響について虚偽または誤解を招く主張を行う「グリーンウォッシュ」に対して監視が強化されている現状と、企業による環境発信とグリーンウォッシュ批判の実例を紹介しました。さらに、MATSURIでは実現できていないことや実現不可能であることを正直に伝えながら、未来の社会的価値実現を目指して行動していることを強調し、パートナーの皆様へ、グリーンウォッシュ批判を恐れすぎる必要はなく、自信をもって良いということを改めて共有しました。 後半はエネルギーアナリストの大場 紀章氏と日本微細藻類技術協会 事務局長も務める General Manager 野村 純平も加わり、グリーンウォッシュに関する課題についてディスカッションを行いました。MATSURIは化石資源の転換や持続可能な社会に貢献していく将来的に価値のある取り組みである一方、現状ではまだ達成できていない事項についても正直に伝え、攻めの発信姿勢をもつことの重要性を確認しました。 開催後に実施されたアンケートでは、グリーンウォッシュや、情報発信の重要性について理解が深まったというご感想や、MATSURIは「正直に」推進しており、胸を張って事業を展開していきたいといった前向きなお声をいただきました。 MATSURIでは、業種や規模を問わず、様々な企業の皆さまのご参加をお待ちしております。お問い合わせはこちらから。 開催概要日時:2024年11月21日(木)14:00~15:20題目:グリーンウォッシュ批判の時代の中で何を発信するか...
東北芸術工科大学 企画構想学科の講義「サステナブル演習」にて「光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品」について学生の皆さまにご提案いただきました
11月13日(水)、山形県にある東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科(以下、企画構想学科)の講義「サステナブルデザイン演習(山縣弘忠准教授)」にて、10月16日に行われた前回授業に引き続き、ちとせ研究所 Principal BioEngineer 原田大士朗がゲスト講師を担当いたしました。 企画構想学科は、実際の地域や企業が抱える課題の解決のため、商品開発やプロモーション、イベントプロデュース、デジタル活用など、企画に必要な幅広い分野について、プロジェクトを通して実践的に学び、AIに代替できない「コトをデザインする企画力」を養う学科です。また、本学科は2024年より藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」にもご参画いただいております。「サステナブルデザイン演習」は、社会課題を起点としたサステナブルデザインの構想力と、企業への実践的な提案を通じて、社会課題とクライアントの経営課題を同時に解決する企画力などを養成する授業です。 前回の授業では「光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品(サービス)アイデアの提案」という課題を提示し、学生らには3週間にわたりグループワークに取り組んでいただきました。今回の授業では、各グループが藻の特性を活かして社会課題の解決に挑むアイデアを発表しました。提案には若者ならではの発想や、新しい視点が際立ちました。発表後には、原田より、問題提起から解決策に至る思考力や、アイデアの独創性といった観点からの講評を行い、その内容に「なるほど」と学生たちの共感を呼ぶ場面もありました。学生たちは、講評を熱心に聞きながら、自身のアイデアについて更に考えを深めていたようです。 原田の授業を通して学生からは、「実際に自分たちが3週間かけて藻と真剣に向き合うことで、藻への親近感を感じるだけでなくその可能性を楽しみながら理解することができた」「藻のイメージが180度変わった」「藻に出来ないことはないということが分かり、今後直面する様々な問題を1回藻で考えてみようと思った」などの感想が聞かれました。 藻類や光合成についての理解を深めた学生たちの姿が印象的で有意義な授業となりました。今後もこうした機会を通じ、持続可能な未来を形にするアイデアを共に育んでいければと願っています。 開催概要日時:2024年11月13日(水)14:00~16:50場所:東北芸術工科大学講義:企画構想学科「サステナブルデザイン演習」題目:光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品 関連情報[ニュース] 東北芸術工科大学 企画構想学科にて授業をいたしました[ニュース] 東北芸術工科大学 デザイン工学部企画構想学科がMATSURIに参画しました
世界初の試み:微細藻類から100%バイオPET樹脂へ 新プロジェクト「PET-MATSURI」発足のお知らせ
ちとせグループは、微細藻類を原料に100%バイオPET樹脂の生産を目指す新プロジェクト「PET-MATSURI」を発足しました。本プロジェクトは、これまで技術的に困難とされてきたPET樹脂のバイオ化に挑む、世界初の試みです。「PET-MATSURI」は、藻類産業を構築するプロジェクト「MATSURI」のサブプロジェクトとして実施されるものであり、現在MATSURIパートナー企業約100社のうち、既に20社以上に参画を表明いただいております。この取り組みでは微細藻類を用いて芳香族炭化水素※を生産し、微細藻類由来のバイオPET樹脂の実現を目指します。さらに、微細藻類からPET樹脂を作る過程で、他の種類の樹脂を生産できる可能性も期待されています。 ※ ベンゼン環を基本構造とする有機化合物で、プラスチックや化学製品の原料として広く利用される物質です。芳香族炭化水素生産のバイオ化は技術的に非常に困難と考えられています。 PET樹脂は、ペットボトルの素材として知られているだけでなく、食品包装や化粧品容器、また衣類の繊維など幅広い用途に使用されています。OECDの試算では、2060年までに新たに約1億トンが生産されると見込まれています。PET樹脂やペットボトルといえば、リサイクルを思い浮かべる方も少なくないかもしれませんが、完全なリサイクルは難しく、毎年新たな石油由来のPET樹脂が大量に生産されています。これに対し、トウモロコシやサトウキビなどを原料の一部に使用したバイオPET樹脂も既に生産されていますが、これら陸上植物由来の原料には、食糧用途との競合や農地の制約といった課題があります。 微細藻類を大量に培養し、PET樹脂の原料を生産する取り組みは世界でも例がありません。さらに、このように日本企業が一丸となって挑戦する取り組みは、技術革新に期待できるだけでなく、国内産業全体の競争力向上にも繋がると考えています。ちとせグループは「PET-MATSURI」を通じて、石油依存からの脱却を目指し持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出します。これからもバイオエコノミーのさらなる発展に貢献してまいります。 関連情報[ニュース] 「MATSURIサブプロジェクトの始動!〜PET-MATSURIおよび手土産MATSURIについて〜」と題し、MATSURIパートナー企業限定情報共有会を開催いたしました
ちとせグループ代表藤田によるオンライン講演会「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー 〜社会課題解決のための本質的な取り組みや事業とは〜」を開催
11月7日(木)、ちとせグループ代表 兼 内閣官房バイオエコノミー戦略有識者の藤田による「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー」と題したオンライン講演会を開催いたしました。 この度の講演会は、ちとせグループが主催する約3年半ぶりの藤田による講演であり、1000人を超える方々にご参加いただきました。当社主催の講演会としては過去最大規模となり、皆さまのバイオエコノミーへの興味・関心の高さを伺うことができました。 講演では、社会課題解決のための本質的な取り組みや事業とは何か、バイオテクノロジーを活用した循環型社会を構築において重要な “光合成” を軸とした、ちとせの「2大光合成プロジェクト」について、藤田が解説いたしました。さらに、バイオエコノミーは既存の全ての産業をバイオ化する取り組みであること、経済的合理性を維持しながら、バイオ基点の社会を実現する方法について等、経営者と有識者の視点からお話ししました。 <参加者の皆さまからいただいたご感想>―――非常に素晴らしい講演でした。微細藻類や微生物の有益性だけでなく、社会を変えていくために何をしなければならないか、強いメッセージを感じました。 ―――自社だけでバイオエコノミーの循環を創出するのは困難だと感じました。ソリューション全体でどんな社会を創っていきたいのか、その中で自社は事業として何ができるのか。そういう目線で考える必要があると気づけたのが今回参加した意義だったと思います。 ―――目先の利益創出が難しいバイオものづくりの分野で、強い信念をもって、リスクをとってチャレンジしている姿に感銘を受けました。 今後も御社の活動に注目していきます。 ―――予備知識もなく参加致しましたが、既存の企業、社会の在り方の部分はとても面白く聴かせていただき、バイオ産業が新しく生まれるのではなく、既存の産業がバイオ化するという発想はなかったため、とても刺激を受ける考え方、捉え方でした。 最後に、今後拡大するバイオエコノミーにご関心をお持ちの皆さまに向けて、法人、個人の立場それぞれの立場から、一緒に何をどうすべきかを考え・行動に移すための具体的な方法を用意いたしました。 転職をお考えの方、就活中の学生 ➤採用情報はこちらご自身の所属する会社、組織で世界のバイオ化について情報収集が必要だと感じた方 ➤拡大版MATSURIへのお問い合わせはこちら一個人としてもっと情報入手をしたいと感じた方 ➤ちとせアカデミーへのお問い合わせはこちら(LINEが開きます) 開催概要日時:2024年11月7日(木)14:00〜15:20実施方法:オンライン(ZOOM)題目:4500兆円市場へと成長するバイオエコノミーhttps://go.chitose-bio.com/event_bioeconomy_20241107 関連情報[ニュース] 農林水産省 第5回政策課勉強会にて、ちとせグループCEO 藤田が講演を行いました[ニュース] 大阪・関西万博の日本館公式WeBマガジン「月刊日本館」に、ちとせグループ代表 藤田のインタビュー記事が掲載されました
川崎市市制100周年記念事業「COLORS, FUTURE! SUMMIT 2024」に出展いたしました
左より、 Senior Manager 徳竹暢子、川崎市長 福田紀彦氏、 Senior Manager 柳町みゆき 11月2日(土)〜3日(日)、川崎市市制100周年を記念して開催された「COLORS, FUTURE! SUMMIT 2024」に出展し、未来のタンパク源の候補となる微細藻類の活用例や、微細藻類基点の産業構築の取り組みについて説明いたしました。川崎市に研究拠点を置くちとせグループも市制100周年を祝う一員として参加し、来場の皆さまに私たちの活動をお伝えしました。本イベントには約2万3千人が来場し、大いに賑わいました。 ちとせブースでは、藻類産業を構築するプロジェクト「MATSURI」の取り組みについて展示し、持続可能な社会の実現に向けたビジョンを発信しました。 ミニチュアPBR模型(フォトバイオリアクター。光エネルギーを効率的に利用し、少量の水で藻類を育てることが可能な装置) 今回は、藻類を身近に感じてもらうべく、溝の口に店を構えるベーカリー「Len -Local Speciality Factory-」さんとコラボし、生スピルリナを生地に練り込んだ「藻のチャバタ」と「藻のカンパーニュ」を製作いただき、販売いたしました。召し上がられた方からは、もちもちで美味しい(チャバタ)、ドライフルーツがたくさん入っていて、食べ応えがあって好き(カンパーニュ)などの感想が聞かれ、好評をいただきました。 今後も様々な活動や展示を通じて、より多くの皆さまに藻類の魅力や可能性を伝えてまいります。 左:「藻のチャバタ」小麦、塩、酵母、藻のシンプルなレシピで、もちもち食感のパン。右:「藻のカンパーニュ」3種のドライフルーツもたっぷり入って、食べ応え満点のパン。 イベント概要イベント名:COLORS, FUTURE! SUMMIT 2024日時:2024年11月2日(土)〜3日(日) 10:00〜19:30 主催:フェス&カンファレンス製作委員会 会場:ラゾーナ川崎プラザルーファ広場 関連情報[外部]...
東北芸術工科大学 企画構想学科にて授業をいたしました
10月16日(水)、山形県にある東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科(以下、企画構想学科)の授業「サステナブルデザイン演習(山縣弘忠准教授)」にて、ちとせ研究所 Senior BioEngineer 原田大士朗がゲスト講師を担当いたしました。 企画構想学科は、実際の地域や企業が抱える課題の解決のため、商品開発やプロモーション、イベントプロデュース、デジタル活用など、企画に必要な幅広い分野について、プロジェクトを通して実践的に学び、AIに代替できない「コトをデザインする企画力」を養う学科です。 今回の「サステナブルデザイン演習」は、社会課題を起点としたサステナブルデザインの構想力と、企業への実践的な提案を通じて、社会課題とクライアントの経営課題を同時に解決する企画力などを養成する授業です。 今回、約50名の学生が受講し、社会課題やそれに対する取り組み、光合成エネルギーや藻類に関する基礎的な内容についてお話ししました。学生に対し「光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品(サービス)アイデアの提案」という課題を提示いたしました。 学生からは、「なぜ藻を日本で生産しないのか」という藻類生産に関する質問や、藻の保管期間や価格に関する具体的な質問が寄せられ、熱心に授業に取り組む様子が伺えました。今回の授業を踏まえ、学生たちは3週間にわたってグループワークを行い、11月13日(水)にグループごとにプレゼンテーションを予定しています。若者ならではの視点で生み出される、課題解決に有用なアイデアを期待しています。開催概要 日時:2024年10月16日(水)14:00~16:50次回講評日時:2024年11月13日(水)14:00~16:50場所:東北芸術工科大学講義:企画構想学科「サステナブルデザイン演習」題目:光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品関連情報[ニュース] 東北芸術工科大学 デザイン工学部企画構想学科がMATSURIに参画しました
シンガポール日本商工会議所 発行の機関紙「月報」に、ちとせグループCEO 藤田の寄稿が掲載されました
シンガポール日本商工会議所(以下、JCCI)の月刊機関紙「月報」の2024年10月号特集に、ちとせグループCEO 藤田の寄稿が掲載されました。「月報」はJCCI会員を対象に各分野の最新動向、業界状況などについて情報提供を行う機関紙です。藤田は「ちとせグループが進める藻類を基盤とした新産業の構築」をテーマに、MATSURIやグリーンウォッシュへの対応、また同プロジェクトの今後の展望などについて詳しく述べています。 記事について発行年月:2024年10月機関紙名:月報タイトル:ちとせグループが進める藻類を基盤とした新産業の構築発行元:シンガポール日本商工会議所(JCCI)https://www.jcci.org.sg/october2024geppo/
大阪・関西万博の日本館公式WeBマガジン「月刊日本館」に、ちとせグループ代表 藤田のインタビュー記事が掲載されました
大阪・関西万博 日本館公式Webマガジン「月刊日本館」の「06.藻類が地球を救う!?」号に、ちとせグループ代表 藤田朋宏のインタビュー記事が掲載されました。 緑色のパワーが未来を変える! 初めてでもわかる、藻類入門https://2025-japan-pavilion.go.jp/issue06/feature01/ 大阪・関西万博の日本館を構成する3つのエリア(※)のうち、「Farm Area(ファームエリア)」の主役である藻類について、もっと身近に、そして正しく理解していただくための入門記事として掲載いただいております。※日本館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Farm Area(ファームエリア)」「Plant Area(プラントエリア)」「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成 なお、ちとせは「Farm Area(ファームエリア)」の技術監修者として大阪・関西万博日本館内に全面的に協力しております。 ▶ちとせ、大阪・関西万博日本館内の藻類が主役となる 「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力https://chitose-bio.com/jp/news/7333/ 関連情報[月刊日本館] 【展⽰公開 第1弾】⽇本館に「ハローキティ」が登場! 社会課題を解決する鍵となる 32種類の「藻類」に扮したハローキティを公開https://2025-japan-pavilion.go.jp/news/240920/
ちとせグループが協力する東京大学OEGs育成プログラム主催の新講座、微細藻類を基点にこれからの産業を提案する「共生型新産業創出コロキウム」が開講しました
10月10日(木)、東京大学 大学院農学生命科学研究科・農学部 One Earth Guardians 育成プログラム(※)主催の、微細藻類を基点にこれからの産業を提案する新講座「共生型新産業創出コロキウム」が開講いたしました。 本講座は、今まさに活用が期待されている「微細藻類」に注目し、環境と調和し共生しながら人々の well-being を叶える「共生型新産業」の創出に資する人材を育成することを目指す講座です。微細藻類を題材に、講義のみならずハンズオン実習やワークショップ、フィールドワーク等を実施予定で、実際の産業の現場での学びや交流の機会を得られる内容となっており、微細藻類を基盤とした新産業を構築するMATSURIプロジェクトを主導しているちとせグループ(以下、ちとせ)は、本講座に全面的にご協力させていただいております。 初日にはオリエンテーションが行われ、講座についての説明や受講者同士の自己紹介、そしてちとせグループ代表 藤田よりスピーチをいたしました。 藤田は受講生に対し、「「藻が」という主語が大きい状態で議論をするから藻類産業が始まらない。今回の講座を通じて解像度が高い議論ができるようになってほしい。そのための協力は全部する。」「「生産コスト」と「販売価格」を、分けて議論をしてほしい。どのようにしたら藻類バイオマスが安く生産できるかを勉強するとともに、どうしたら藻類バイオマスの価値を認めてくれる人が増えるのかという議論もして欲しい。どうしても後者の議論が日本の大学は苦手なので、社会人の参加者を中心に建設的に、どのようにして付加価値をつけるかという議論をしてもらうことを期待している。」とお話しいたしました。 10月17日(木)の第1回目講義では、ちとせグループ執行役員 Chief BioEngineer 星野が「微細藻類の産業利用に向けて」と題し、講師を務めさせていただきました。エネルギー消費の現状から、なぜ藻類を使用して光合成でエネルギーを生産するべきなのか、そして微細藻類の大規模生産に対しての課題や可能性について講義させていただきました。講義中のみならず、講義後にも受講者から多くの質問が飛び交い、有意義な時間となりました。 ※One Earth Guardians育成プログラムとは、2017年12月に東京大学大学院農学生命科学研究科が、100年後、人類が地球上のあらゆるものと共存していける世界を作るために必要な人材を育成しようと立ち上げたプログラムです。セミナーや講義、ワークショップなどの様々な活動を通じて、新しい価値を創造することのできる「巻き込み力」を持った科学者たち「地球医=One Earth Guardians」を育成するという活動に、ちとせグループは賛同し、協力をしています。 開催概要日程:2024年10月〜2026年3月時間:原則木曜5限 16:50〜18:35会場:東京大学 弥生キャンパスIMAT(一般社団法人日本微細藻類技術協会)・さが藻類バイオマス協議会・C4(Chitose Carbon Central Capture)へのフィールドワーク有 登壇予定◯ちとせグループからの登壇予定・2025年1月9日(木)ちとせグループ執行役員...
ちとせグループ、TOPPANホールディングスと資本業務提携を締結
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. (以下、ちとせ)は、TOPPANホールディングス株式会社(以下、TOPPAN)と資本業務提携を締結いたしました。 TOPPANはバイオプラスチック、化成品関連プロダクトの開発や、藻類由来かつリサイクル可能なパッケージの開発を進めるべく、昨年12月より石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」にご参画いただいております。さらに、ちとせが有する動物細胞株の工業的利用に関する知見にもご期待いただいており、TOPPANの3D細胞培養技術「invivoid®」を融合させることで、個別化医療技術や安価な細胞性食品製造の実現を目指しています。 ちとせとTOPPANは、化石資源に代わると期待される藻類などの生物資源やバイオテクノロジーを活用し、循環型の経済活動を行うバイオエコノミーの実現に向けて邁進します。 プレスリリース記事はこちらTOPPANホールディングス、バイオエコノミーの構築に向けてちとせグループと協業 細胞株構築受託サービス、コスト削減、高生産性 CHO細胞https://chitose-bio.com/jp/cld-serviceちとせ研究所では、CHO-MK細胞と独自のCS CHO発現ベクターシステムを用いて、わずか12週間で、目的の組換えタンパク質を高発現するプレマスター細胞バンク(PCB)を生成できる高速細胞株開発サービス(Speedy CS)を提供しています。
「BioJapan2024」に参加し、藻類を活用した産業構築に向けた取り組みを紹介しました
10月9日(水)〜11日(金)、パシフィコ横浜にて行われた「BioJapan2024」に参加いたしました。BioJapan 2024は、国内外のバイオ関連企業、研究機関、大学が一堂に会し、共同研究や事業提携先の探索を行うアジア最大級のパートナリングイベントです。MATSURIでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)と共に、2ブースにてこれまでの成果を紹介しました。 「微細藻類の産業化に向けた取り組み」IMAT(一般社団法人日本微細藻類技術協会)は微細藻類の産業利用や関連技術の発展を推進する目的で設立された広島県に拠点を置く社団法人で、ちとせ研究所からの出向社員である野村純平がIMAT事務局長を、青木慎一が研究開発部長を務めております。BioJapanの開催中は、広島県から野村、青木、またBioEngineer 吉見 暢が訪れ、藻類培養技術や協会の取り組みについてご説明いたしました。ちとせでは、藻類産業の構築に必要な各種規格・標準化に関しては、IMATと協力、連携しながら研究開発の発展と産業化を通じたバリューチェーンの構築を見据えMATSURIプロジェクトを推進しております。 「光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」Senior Manager 林愛子、Manager 吉田祥悟、Manager 猪崎風葉、Researcher 関陽香は、藻類を活用した新産業構築を目指しNEDOのグリーンイノベーション基金事業(GI基金事業)の一環として取り組んでいる、マレーシアの大規模藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central」や藻類バイオマスの用途開発についてご紹介しました。またMATSURIを多くの方にご紹介し、途切れることなく訪れる国内外からの来場者に藻類事業の可能性を訴求することができました。 写真提供:NEDO また、万博MATSURIと題し、ちとせは協力企業として2025年4月から開催予定の大阪・関西万博日本館における藻類展示の技術監修をしています。BioJapanを訪れていた万博公式キャラクター、ミャクミャクが藻類展示の応援に来てくれました。 写真提供:NEDO ちとせグループとしては、他にもバイオ生産、医療用細胞、資源循環のブースを出展いたしました。イベント全体の報告はこちら <BioJapan2024 概要>イベント名:BioJapan / 再生医療JAPAN...
外務省、JICA、JANIC 共催の国際協力イベント「グローバルフェスタ JAPAN2024」に出展いたしました
左より、Manager 徳竹暢子、Manager 柳町みゆき 2024年9月28日(土)〜29(日)、「グローバルフェスタ JAPAN2024」に出展し、石油産業に代わる藻類基盤の循環型社会の創造について紹介しました。「グローバルフェスタ JAPAN2024」は、国際協力やSDGsなどに取り組む官民様々な団体が参加する、国内最大級のイベントです。日本が1954年に政府開発援助(ODA)を開始してから70年の節目の年を迎えた今年は、対面およびオンラインでの参加者数は計74,130人にのぼり、多くの方々にちとせの藻類産業を紹介する貴重な機会となりました。 ちとせブースでは、藻類由来の粗油や色素、食品、手作りのミニチュアPBR(フォトバイオリアクター。光エネルギーを効率的に利用し、少量の水で藻類を育てることが可能な装置)の模型などを展示しました。またスピルリナを原料にしたドレッシングの掴み取りやジュースの試飲を通じ、一般来場者の方々に藻類を親しみやすいものとして感じていただけるような体験を提供しました。両日ともに大変な盛況で、世代問わず多くの方に訪れていただきました。今後も様々な活動や展示を通じて、より多くの皆さまに藻類の魅力や可能性を伝えてまいります。 参加者所感(柳町みゆき)東南アジアを中心に活動する私たちの取り組みを紹介する機会をいただきました。来場された皆様には、微細藻類の特性、優位性、そして用途の多様性を知っていただき、「藻を基点とした未来の社会」について考える機会を提供しました。引き続き、より多くの皆さまに、「藻って食べられるんだ!」と驚き、「藻ってすごい!」と興味を持っていただけるような場を作っていきたいと思います。サポートいただいた主催・運営の皆さまと、ちとせブースで足を止めていただいた皆さまに感謝申し上げます。 イベント概要イベント名:グローバルフェスタJAPAN2024日時:2024年9月28日(土)〜29日(日)10:00〜17:00主催:グローバルフェスタJAPAN2024実行委員会会場:リアル会場 【屋内】新宿住友ビル 三角広場【屋外】新宿中央公園 ファンモアタイムひろば(水の広場)/オンライン 関連情報[外部] グローバルフェスタJAPAN2024[イベント] 4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー – 社会課題解決のための本質的な取り組みや事業とは –
東亜建設工業株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が講演いたしました
右:東亜建設工業 早川代表取締役社長、左:ちとせグループ CEO 藤田 10月3日(木)、東亜建設工業株式会社(以下、東亜建設工業)の社内勉強会にてちとせグループCEOの藤田朋宏が講演をいたしました。東亜建設工業は、藻を基盤とした新しい社会をつくり出すプロジェクト、MATSURIに2023年9月より参画いただいております。MATSURIの中で東亜建設工業は微細藻類のポテンシャルに期待するとともに、建設業の新しい可能性を探って行くことを目標とされており、今回の講演では早川代表取締役社長をはじめとする経営層を含む、30名以上の方々にご参加いただきました。 藤田は本講演で、社会課題から事業を作り出すという視点から、ちとせグループ内で自身が立ち上げてきた事業を例に藤田が目指すものについて語りました。質疑応答では「新規事業立ち上げのポイント」や「藻類生産施設についてのアイディア」について議論が交わされ、多くの方の関心を集めている様子がうかがえました。 本講演を通じて、MATSURIの活動の中で東亜建設工業とちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年10月3日(木)16:00~17:30会場:東亜建設工業株式会社および、オンラインでのハイブリッド開催
2024年度上期MATSURI全体会を開催いたしました
10月2日(水)、ちとせグループは「2024年度上期MATSURI全体会」を開催し、対面とオンライン合わせて約300名の方々にご参加いただきました。 ちとせグループ代表 藤田朋宏からは「2024年度上期のMATSURIの活動報告」と題し、上期の総括、MATSURIプロジェクトにおけるオープン・クローズド戦略や、規模拡大についての考えを共有しました。また藻類産業構築の活動に限らずバイオエコノミーへの取り組みを今後推進していく上で、引き続きパートナーの皆さまからのご支援とご協力が重要であることを強調しました。 続いて、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)バイオ・材料部 参事 矢追克郎様、合同会社ポスト石油戦略研究所 代表 エネルギーアナリスト 大場紀章様にご登壇いただきました。 矢追様は、NEDOにて推進されているグリーンイノベーション基金プロジェクト「バイオものづくり技術によるCO₂を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」をプロジェクトマネージャーとして統括されております。「ちとせ『MATSURI』への期待」と題した講演を通じ、20年近くにわたるちとせとの関係についても触れながら、本プロジェクトの意義や新産業創出に向けたビジョンを語ってくださいました。 大場様は、エネルギーアナリストとして、エネルギー政策や環境技術の分野で幅広い知見を持ち、数々のプロジェクトを主導してこられ、現在は経済産業省の審議会委員として日本のエネルギー政策策定にも関わってこられました。近年は、ちとせグループのSpecialistとして、温室効果ガスの削減効果にとどまらない藻類の客観的な評価を支援いただいています。大場様には石油やエネルギー問題の実情からみたMATSURIプロジェクトの意義や重要性についてお話しいただきました。 ちとせグループ執行役員 兼 Chief BioEngineer 星野孝仁からは、「設備類に関する将来の展望と課題解決に向けた取り組み」と題し、100 haの藻類生産施設における要件・仕様についての検討状況や、それに伴うCO₂および電力供給に関する課題と取り組みについて共有いたしました。これらの課題について一緒に取り組んでいただけるパートナー企業を引き続き募集している旨が伝えられました。 また今回は、MATSURIプロジェクトを率いる藤田と星野によるパネルディスカッションを実施し、事前に寄せられた質問に対して率直な意見交換が行われました。 最後に、Senior...
テレビ東京「クリックニッポン」にてMATSURIが紹介されました
テレビ東京が、政府広報として政府の取組の周知を目的に放送している番組「クリックニッポン」。 2024年9月29日(日)の放送回では「加速するバイオエコノミー」をテーマに、日本企業の取り組みとして、ちとせの藻類ラボで行われた代表藤田のインタビューと「MATSURI」が紹介されました。 藤田は放送の中で、化石資源からの脱却を目指し、日本を代表する様々な企業と協業して石油の代替となる藻類で社会が作れることを提示いたしました。 バイオエコノミーに関する総論や政府の取り組みについては、9月22日(日)「バイオエコノミー」にて放送されております。 放送された内容は、テレ東公式Youtubeにてご覧いただけます。 29日放送「加速するバイオエコノミー」はこちら 22日放送 「バイオエコノミー」はこちら
「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー」オンライン講演会実施のお知らせ
11月7日(木)14時より、ちとせグループ創業者兼CEOの藤田による「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー」と題したオンライン講演会を実施いたします。本講演会では、2030年までに市場規模4500兆円に到達するとも言われているバイオエコノミーへの取り組みとして、”光合成” をキーワードにちとせが推進している藻類基点の環境持続型産業創出プロジェクト『MATSURI』および持続型農業プロジェクト『千年農業』についてご紹介します。 通称 “2大光合成プロジェクト” の話を藤田の口からお聞きいただける大変貴重な機会です!自社の技術を新たな領域で活用したいと考えている方、バイオエコノミー領域へ異分野から参入を考えている方など、多くの方のご参加をお待ちしております。 既にMATSURIにご参画いただいている皆さまや、弊社と持続型農業関連で取り組みを進めている皆さまのご参加も歓迎です! ぜひ、こちらのリンクよりお申込みお待ちしております! https://go.chitose-bio.com/event_bioeconomy_20241107
ちとせ、大阪・関西万博日本館内の藻類が主役となる「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力
ちとせグループの中核法人である株式会社ちとせ研究所(以下、ちとせ)は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業「グリーンイノベーション基金事業(以下、GI基金事業)」に採択されたテーマの一環として、2025年大阪・関西万博日本政府館(以下、日本館)内の藻類が主役となる「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力します。 日本館「ファームエリア」では藻類が主役に日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Farm Area(ファームエリア)」「Plant Area(プラントエリア)」「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成されています。円環状の館内は、生態系の循環や資源の循環など、あらゆる「循環」を演出する仕掛けが施されており、来場者自身もあらゆるいのちとの繋がりの中で生かされている存在として、地球という大きな循環の一部であることに気づかされる造りとなっています。ファームエリアでは、限りある化石資源への過度な依存や食糧不足などの社会課題を解決し得る存在として無限の可能性を持つ「藻類」が主役です。藻類は、光合成を通じて太陽エネルギーを効率的に蓄え多様な有機物を生み出し、そのまま食品や飼料となるだけでなく、これを処理した原料から燃料、食品、化粧品、化成品や飼料など様々な素材への応用も可能で、循環型社会を構築するための重要なファクターとして注目されています。 ちとせの藻類事業についてちとせグループは「生き物たちの力と共に千年先までもっと豊かに」をビジョンに掲げ、全ての産業のバイオ化を推進すべく、かねてより藻類に着目し、藻類関連の技術開発を行ってまいりました。2021年には様々な業界のプレイヤーと立場や業種を越えて協働しながら藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」を発足し、人々の生活を支える藻類製品を普及させるべく、生産規模の拡大と多角的な用途開発を同時に進めております。 フォトバイオリアクター 藻類生産規模の拡大においては、2018年8月に0.1 haを、そして2023年4月に5 haの施設 CHITOSE Carbon Capture Central(C4)を竣工させました※1。現在は100 haの施設※2の開所に向け準備を進めています。これらの施設では、光エネルギーを効率的に利用し、少量の水で藻類を育てることが可能な独自の装置、フラットパネル型のフォトバイオリアクターを採用しています。日本館ファームエリアでは、メイン展示のひとつとして、会期中フォトバイオリアクターを用いた藻類の培養が実際に行われます。このフォトバイオリアクター以外の藻類関連の展示にも、ちとせは技術監修者として協力しています。 CHITOSE Carbon Capture Central(C4) この度の展示協力は、ちとせがこれまで培ってきた世界最高峰の技術と知見を活かし、藻類をはじめバイオエコノミーの可能性を世界に広めるかつてない好機と考えております。日本館「ファームエリア」の展示の技術監修を通じ、持続可能な未来を多くの方に認知いただくことで、藻類産業の発展に貢献してまいります。 ※1 NEDOのバイオジェット燃料生産技術開発事業の成果によるものですhttps://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100127.html※2...
ちとせグループ、株式会社みずほ銀行より10億円を調達
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.は、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)より10億円のご出資をいただきました。 みずほ銀行は、2023年2月に顧客の社会課題への対応や新規需要の創出、新たな事業モデルの実現を後押しするため、「価値共創投資枠」を新たに設定し、その運用を行ってきました。この度のご出資はみずほ銀行が強化する「価値共創の取り組み」の一環であり、2023年7月に当社へご出資いただいた株式会社資生堂と、当社の事業を後押しする形での共同出資です。 ちとせグループは、創業以来培ってきた世界最高峰の技術力を更に強化し、藻類の大規模生産、藻類由来の新たな資源の活用および社会普及など、バイオエコノミーの構築に向け取り組んでまいります。 プレスリリース記事はこちらCHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.への出資について 関連情報[ニュース] 「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」に選出いただきました[ニュース] 株式会社みずほ銀行主催のピッチイベント MIZUHO Startup WEEK “JAPANESE Startup Pitches to Go Global!” に...
MATSURIが協力する、東京大学の特別講座微細藻類を基点とする共生型新産業創出コロキウム」受講者を募集
2024年10月より東京大学にて開講される「共生型新産業創出コロキウム」の受講生を募集しております。 本講座は、東京大学 大学院農学生命科学研究科・農学部 One Earth Guardians 育成プログラム(※1)がNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の採択を受けた特別講座として実施され、微細藻類を基点として、環境と調和した新産業の創出に資する人材育成を目指すものです。 MATSURIプロジェクトを主導しているちとせグループは、環境と調和し共生しながら人々の well-being を叶える「共生型新産業」の創出に資する人材を育成することを目指し、微細藻類を題材に、講義のみならずハンズオン実習やワークショップ、フィールドワーク等を実施予定で、実際の産業の現場での学びや交流の機会を得られるよう、本講座に全面的に協力させていただいております。 本講座の受講生としては、企業等の社会人および大学生・大学院生を想定しており、両者の交流をはかるとともに、幅広い立場からの議論が実現することを目的としております。 具体的には、 10月10日に開催する本講座のオリエンテーションにてちとせグループ代表 藤田朋宏が出席 10月17日にExecutive Officer/Chief BioEngineer 星野孝仁が「微細藻類の大規模生産」のテーマで講義 10月24日にExecutive Officer/Chief Innovation Officer 笠原堅が「藻類バイオマスの用途開発」のテーマで講義 を行ないます。2025年以降にはMATSURIパートナー企業による講義も予定されています。 ちとせがマレーシア サラワク州にて開所した世界最大規模(※2)の5haの藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central(C4)」にフィールドワークとして実際に足を運んでいただける機会も予定しております。...
(一社)日本微細藻類技術協会主催の2024年度IMAT対面交流会に参加いたしました
7月12日に、一般社団法人日本微細藻類技術協会(以下、IMAT)主催の2024年度IMAT対面交流会に参加いたしました。IMATは微細藻類の産業利用や関連技術の発展を推進する目的で設立された社団法人です。当機関では、ちとせ研究所からの出向社員である野村純平がIMAT事務局長を、青木慎一が研究開発部長を務めており、関係者の皆様と一緒に微細藻類の研究基盤の構築を目指しています。ちとせでは、藻類産業の構築に必要な各種規格・標準化に関しては、IMATと協力、連携しながら研究開発の発展と産業化を通じたバリューチェーンの構築を見据えMATSURIプロジェクトを推進しております。本交流会では、IMAT事務局長 野村等が中心となり、微細藻類を用いた産業応用を検討している事業者と技術者の意見交換会や基盤技術研究所の見学、藻類研究者の講演による勉強会が実施されました。 当日は、13機関・6大学から対面とオンライン合わせ59名の方が参加され、業種や業界が違う企業の担当者同士が「微細藻類を用いた事業」という共通の話題でそれぞれの役割について活発に意見交換が行われました。研究所見学では、現地参加者から水熱液化処理やソックスレー抽出法を用いた微細藻類成分の抽出・精製技術、複数のフォトバイオリアクターを用いた各微細藻類の培養技術・実験条件等について、踏み込んだ質問が多数あり、基盤技術への関心の高さが伺えました。 参加者所感IMAT会員企業は皆、微細藻類を活用した事業展開のためIMATで技術検証を行っていることもあり、交流会の中で出る質問は高度な内容でした。IMAT事務局の野村や青木を含め研究員からは、専門用語を含めた含めたより具体的な説明があり、IMAT会員企業の参加者と共に活発な議論が展開されている様子が印象的でした。業種や業界も様々ではあるものの、微細藻類という共通項により非常に話が弾み、お互いの事業内容や進捗状況の情報交換に加え、微細藻類を用いた事業展開の難しい点や難航している部分についても意見交換する場面もあり、非常に充実した交流会となりました。本交流会に参加して、藻類が石油に替わり新しい産業の中心になり得る可能性を強く感じることができました。 今後もちとせグループとIMATは、それぞれの強みを活かしながら、藻類産業構築のため連携を強化しMATSURIを推進して参ります。 交流会概要日時:2024年7月12日(金)13:00~16:30主催:一般社団法人日本微細藻類技術協会場所:一般社団法人日本微細藻類技術協会 基盤技術研究所 広島県豊田郡大崎上島町中野6208−1内容:微細藻類を用いた産業応用を検討されている事業者との技術交流会 基盤技術研究所の見学会 勉強会(登壇者:NEDO 矢野貴久 主任研究員/広島大学大学院 廣田隆一 教授/University of Calfornia Davis 渥美正太 教授) 関連情報[外部] 一般社団法人日本微細藻類技術協会[NEWS] 「アメリカにおけるバイオ燃料最新情報」をテーマに、MATSURIパートナー企業限定情報共有会を開催いたしました
岩谷産業株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
7月17日(水)、岩谷産業株式会社(以下、岩谷産業)にて、ちとせグループCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。岩谷産業には、2024年度より藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。岩谷産業はLPガスやカセットコンロを中心とした総合エネルギー事業と、水素などの産業ガス事業、さらにそこから派生したマテリアル事業等を展開しています。脱炭素社会や持続可能な社会に向けた取り組みにも力を入れている中、バイオエコノミーを推進するちとせグループの取り組みを岩谷産業の社内に広く紹介したいとのご要望をいただき、本講演の開催が実現いたしました。本講演には、幅広い部署の方々にご参加いただきました。 藤田は講演で、2030年までに市場規模4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーの話題をはじめ、ちとせグループで多くの新規事業を立ち上げてきた経験による各領域の事業展開を例に、新規事業立ち上げの際に意識する点などについてお話しいたしました。質疑応答では、藻類生産や藻類を活用した製品づくりとそのビジネス展開や、ライフサイクルアセスメントに対するちとせの姿勢、さらに新規事業立ち上げに関する悩みの解決方法など、様々な質問が寄せられました。講演終了時間ぎりぎりまで活発な議論が展開され、有意義な意見交換の場となりました。 本講演にてちとせグループの知見を共有することで、岩谷産業の事業推進が加速すること、そして、岩谷産業とちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年7月17日(水)13:30~16:00会場:岩谷産業株式会社 東京本社およびオンラインでのハイブリッド開催
【プレスリリース】ちとせグループ、株式会社三井住友銀行より10億円を調達
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:藤田朋宏)は、株式会社三井住友銀行(以下、三井住友銀行)を引受先として、10億円の第三者割当増資契約を締結したことをお知らせいたします。 かねてより三井住友銀行にはちとせグループの主要な取引銀行として、ちとせグループの事業拡大を支えていただいております。また2023年9月より、石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにもご参画いただいております。 ちとせグループは、今回調達した資金をMATSURIの更なる発展を見据えた藻類生産設備の拡大や、微生物や細胞などの小さな生き物を活用した様々なバイオ製品の開発に充当し、併せて、2027年を目途に計画中のNASDAQでの新規株式公開申請(IPO)に備えた体制強化等も進めて参ります。 株式会社ちとせ研究所(以下「ちとせ」)は、昨年3月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金(※1)に580億円規模の研究開発事業の実施者として採択されました。本事業には三井住友銀行に協力機関としてご参画いただいております。ちとせの事業拡大を支えるべく、CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. は、昨年度に第三者割当増資により総額31億円を調達するなど、財務基盤を充実させております。今回の三井住友銀行からのご出資も梃子に、2032年には30兆ドルの市場規模と見込まれるバイオエコノミー(※2)をリードすべく、ちとせグループは引き続き全力で取り組んで参ります。 今後の調達計画脱炭素化への取り組み、および持続可能なものづくりを同時に推進する活動への期待感の高まりから、2023年9月の増資と合わせて調達額41億円と、当初の目標を大幅に上回る結果となりました。資金調達活動を継続し、2025年までには総額150億円超を調達予定です。 ちとせグループ代表 藤田朋宏バイオエコノミーという新しい産業を生み出すためには、ちとせグループが創業以来培ってきた世界最高峰の技術力だけでなく金融の力が不可欠です。この度のご出資は、SMBCグループの「社会的価値創造投資枠」(※3)を活用した出資と伺っております。バイオエコミー産業の構築支援を通じて「社会的価値の創造」の取り組みを進めるSMBCグループに、そのパートナーの一社として選んでいただき光栄です。SMBCグループ経営陣の方々から期待の言葉もいただき、身の引き締まる思いです。 ※1:グリーンイノベーション基金/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進について https://green-innovation.nedo.go.jp/project/bio-manufacturing-technology/ ※2:2022年9月のバイデン大統領令「持続可能で安全・安心な米国バイオエコノミーのためのバイオテクノロジーとバイオものづくりイノベーション推進に関する大統領令」のファクトシートにて、2030年までにバイオエコノミー市場は約4000兆円規模まで拡大するとの分析が公表されました。 https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/09/12/fact-sheet-president-biden-to-launch-a-national-biotechnology-and-biomanufacturing-initiative/ ※3:SMBCグループの 2024 年 5 月 17 日付プレスリリース「社会的価値の創造に向けた経費枠の設定について」 https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20240517_01.pdf <関連情報> [外部] SMBCグループ...
「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」に選出いただきました
左から:ちとせグループ Senior Manager 勝山久蔵、COO 釘宮理恵、みずほ銀行 執行役員 金田真人氏、ちとせグループ General Manager 合田雅弘 この度、株式会社ちとせ研究所は、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)が四半期ごとに有望なイノベーション企業を表彰する「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」を受賞いたしました。Mizuho Innovation Awardは、みずほ銀行がビジネスモデルの優位性、チーム力、成長可能性などを評価の軸として有望なイノベーション企業を表彰するものです。 またみずほ銀行には今年5月に石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。ちとせが培った技術力を世界に発信すべく、今後も金融機関との連携を強化してまいります。 関連情報[ニュース] 株式会社みずほ銀行主催のピッチイベント MIZUHO Startup WEEK “JAPANESE Startup Pitches to Go Global!”...
株式会社トクヤマにて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
左から、執行役員 CSR推進本部長 関氏、取締役常務執行役員 井上氏、ちとせグループ創業者兼CEO 藤田、取締役専務執行役員 岩崎氏、研究開発本部 副本部長 福田氏、研究開発本部 小早川氏 6月19日(水)、株式会社トクヤマ(以下、トクヤマ)にて、ちとせグループのCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。トクヤマには、2022年より藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。トクヤマは1918年に創業された老舗の化学メーカーですが、バイオ領域での事業にも注目しているほか、カーボンニュートラルに向けた取り組みに力を入れています。そのような中でバイオエコノミーを推進しているちとせグループの取り組みをトクヤマの社内に紹介したいとのご要望をいただき、本講演会の開催が実現しました。本講演会には、岩崎取締役専務執行役員や井上取締役常務執行役員をはじめとする経営層ほか、研究開発本部の社員を中心に、オンラインを含め約50名の皆様にご参加いただきました。 藤田は講演の中で、2030年までに市場規模 4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーについて取り上げるとともに、新規事業立ち上げをテーマにして、事業立ち上げの際に意識するべき視点と、意識を継続するための仕組みについて詳しくお話しいたしました。参加者の皆様は新規事業立ち上げのテーマに強く興味を持たれたご様子でした。また、講演会後にはバイオエコノミーから人材育成にわたって幅広い質問が寄せられ、活発な意見交換の時間となりました。本講演がトクヤマの事業推進に勢いを与える一助となり、また、トクヤマとちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年6月19日(水)15:30~17:30会場:株式会社トクヤマ 東京本部 およびオンラインでのハイブリッド開催 MATSURIプロジェクトhttps://matsuri.chitose-bio.com/太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが中心となり、企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MicroAlgae Towards SUstainable and Resilient Industryから名付けられたMATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会をつくります。MATSURIでは、藻類産業の構築に向けて、業種や規模を問わず、更に様々な企業の皆様のご参加をお待ちしております。お問い合わせはこちらから。 関連情報[ニュース] 株式会社トクヤマが法人パートナーとしてMATSURIに参画しました[外部] 株式会社トクヤマ
神鋼商事株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
講演会の様子 6月13日(木)、神鋼商事株式会社にて、ちとせグループCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。かねてより神鋼商事には、石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただくほか、昨年9月には第三者割当増資の引受先としてちとせグループにご出資いただいております。本講演会には、森地代表取締役社長をはじめとする経営層から関連部署の社員まで幅広くご参加いただきました。 左:神鋼商事 森地代表取締役社長、右:ちとせグループCEO藤田 藤田は「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」と題した講演で、2030年までに市場規模 4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーについてや、新規事業を立ち上げる際に意識すべき視点など、各領域の事業展開の例を用いてお話しいたしました。特に新規事業立ち上げをテーマにした内容の中で、「社会課題のソリューションに対してお金が集まる」や「業界が同じでもビジネスの核心は異なる」といった話題では、多くの方がメモを取ったり深く頷かれたりなど積極的な反応が見られました。 質疑応答の様子 神鋼商事は今年5月に発表した中期経営計画にてKOBELCOグループの中核商社として更なる事業の拡大・深掘りを進めると共に、当社独自のサプライチェーン構築によるビジネスモデルの多様化に加え、社会課題の解決と収益力強化に資する新規事業推進を追求すると言及しています。この日の森地代表取締役社長のご挨拶でも、新規事業に果敢に挑戦する姿勢が強調されました。本講演にてちとせグループが積み重ねてきた知見を共有することで、神鋼商事の皆様にも有益な時間となったことを願っています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年6月13日(木)14:00~16:00会場:神鋼商事株式会社 本社とオンラインでのハイブリッド開催 関連情報[ニュース]神鋼商事株式会社が法人パートナーとしてMATSURIに参画しました[プレスリリース] ちとせグループ、第三者割当増資による総額31億円の資金調達実施[外部] 神鋼商事株式会社[外部]「ちとせグループ」創業者兼CEO藤田氏による講演会を開催
マレーシア クチンにて、MATSURI現地視察会を執り行いました
5月28日、29日、ちとせグループ(以下、ちとせ)は世界最大規模の藻類生産設備、CHITOSE Carbon Capture Central(以下、C4)の視察会をマレーシア、クチンにて執り行いました。本視察会には、MATSURI参画企業35社70名の方々にご参加いただき、Sarawak Biodiversity Centre(以下、SBC)およびC4の視察、講演会やパートナー交流会を実施いたしました。 5月28日:SBC視察 ちとせグループが設計・監修を行った、サラワク生物多様性センター(Sarawak Biodiversity Centre)敷地にある藻類生産設備 (マレーシア・サラワク州) 行程初日は1000 ㎡の藻類生産設備を有するSBCの視察を行いました。SBCはサワラク州の生物多様性の保全を目的とした州立研究所です。ここでは約600種の微細藻類が保管されており、ちとせはその実用化に向けた技術アドバイザーとして携わり、以降、現在も協業を続けています。この日参加者は、試験管レベルの微細藻類やちとせが設計・監修を担った1000 ㎡の藻類生産設備をご見学いただきました。 5月28日:C4視察 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託業務にて実施 続いて一行は1000 ㎡の50倍、5 haの藻類生産設備を有するC4へ向かいました。研究機関として運用されているSBCの設備とは異なる、迫力のあるリアルなオペレーションをご覧いただきました。実際の運用を目にした多くの参加者から「自社の技術がここで活用できないか」「こんな形で貢献できるのではないか」などの言葉も聞くことができました。ご参加の皆様に藻類産業の構築が「夢物語ではない」ということを実感していただけたように思います。 5月28日:懇親会 1日目の晩は、株式会社資生堂...