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大阪・関西万博の日本館公式WeBマガジン「月刊日本館」に、ちとせグループ代表 藤田のインタビュー記事が掲載されました
大阪・関西万博 日本館公式Webマガジン「月刊日本館」の「06.藻類が地球を救う!?」号に、ちとせグループ代表 藤田朋宏のインタビュー記事が掲載されました。 緑色のパワーが未来を変える! 初めてでもわかる、藻類入門https://2025-japan-pavilion.go.jp/issue06/feature01/ 大阪・関西万博の日本館を構成する3つのエリア(※)のうち、「Farm Area(ファームエリア)」の主役である藻類について、もっと身近に、そして正しく理解していただくための入門記事として掲載いただいております。※日本館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Farm Area(ファームエリア)」「Plant Area(プラントエリア)」「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成 なお、ちとせは「Farm Area(ファームエリア)」の技術監修者として大阪・関西万博日本館内に全面的に協力しております。 ▶ちとせ、大阪・関西万博日本館内の藻類が主役となる 「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力https://chitose-bio.com/jp/news/7333/ 関連情報[月刊日本館] 【展⽰公開 第1弾】⽇本館に「ハローキティ」が登場! 社会課題を解決する鍵となる 32種類の「藻類」に扮したハローキティを公開https://2025-japan-pavilion.go.jp/news/240920/
東北芸術工科大学 企画構想学科にて授業をいたしました
10月16日(水)、山形県にある東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科(以下、企画構想学科)の授業「サステナブルデザイン演習(山縣弘忠准教授)」にて、ちとせ研究所 Senior BioEngineer 原田大士朗がゲスト講師を担当いたしました。 企画構想学科は、実際の地域や企業が抱える課題の解決のため、商品開発やプロモーション、イベントプロデュース、デジタル活用など、企画に必要な幅広い分野について、プロジェクトを通して実践的に学び、AIに代替できない「コトをデザインする企画力」を養う学科です。 今回の「サステナブルデザイン演習」は、社会課題を起点としたサステナブルデザインの構想力と、企業への実践的な提案を通じて、社会課題とクライアントの経営課題を同時に解決する企画力などを養成する授業です。 今回、約50名の学生が受講し、社会課題やそれに対する取り組み、光合成エネルギーや藻類に関する基礎的な内容についてお話ししました。学生に対し「光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品(サービス)アイデアの提案」という課題を提示いたしました。 学生からは、「なぜ藻を日本で生産しないのか」という藻類生産に関する質問や、藻の保管期間や価格に関する具体的な質問が寄せられ、熱心に授業に取り組む様子が伺えました。今回の授業を踏まえ、学生たちは3週間にわたってグループワークを行い、11月13日(水)にグループごとにプレゼンテーションを予定しています。若者ならではの視点で生み出される、課題解決に有用なアイデアを期待しています。開催概要 日時:2024年10月16日(水)14:00~16:50次回講評日時:2024年11月13日(水)14:00~16:50場所:東北芸術工科大学講義:企画構想学科「サステナブルデザイン演習」題目:光合成エネルギーで繋ぐ・衣食住の社会問題を解決する新商品関連情報[ニュース] 東北芸術工科大学 デザイン工学部企画構想学科がMATSURIに参画しました
ちとせグループ、TOPPANホールディングスと資本業務提携を締結
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. (以下、ちとせ)は、TOPPANホールディングス株式会社(以下、TOPPAN)と資本業務提携を締結いたしました。 TOPPANはバイオプラスチック、化成品関連プロダクトの開発や、藻類由来かつリサイクル可能なパッケージの開発を進めるべく、昨年12月より石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」にご参画いただいております。さらに、ちとせが有する動物細胞株の工業的利用に関する知見にもご期待いただいており、TOPPANの3D細胞培養技術「invivoid®」を融合させることで、個別化医療技術や安価な細胞性食品製造の実現を目指しています。 ちとせとTOPPANは、化石資源に代わると期待される藻類などの生物資源やバイオテクノロジーを活用し、循環型の経済活動を行うバイオエコノミーの実現に向けて邁進します。 プレスリリース記事はこちらTOPPANホールディングス、バイオエコノミーの構築に向けてちとせグループと協業 細胞株構築受託サービス、コスト削減、高生産性 CHO細胞https://chitose-bio.com/jp/cld-serviceちとせ研究所では、CHO-MK細胞と独自のCS CHO発現ベクターシステムを用いて、わずか12週間で、目的の組換えタンパク質を高発現するプレマスター細胞バンク(PCB)を生成できる高速細胞株開発サービス(Speedy CS)を提供しています。
「BioJapan2024」に参加し、藻類を活用した産業構築に向けた取り組みを紹介しました
10月9日(水)〜11日(金)、パシフィコ横浜にて行われた「BioJapan2024」に参加いたしました。BioJapan 2024は、国内外のバイオ関連企業、研究機関、大学が一堂に会し、共同研究や事業提携先の探索を行うアジア最大級のパートナリングイベントです。MATSURIでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)と共に、2ブースにてこれまでの成果を紹介しました。 「微細藻類の産業化に向けた取り組み」IMAT(一般社団法人日本微細藻類技術協会)は微細藻類の産業利用や関連技術の発展を推進する目的で設立された広島県に拠点を置く社団法人で、ちとせ研究所からの出向社員である野村純平がIMAT事務局長を、青木慎一が研究開発部長を務めております。BioJapanの開催中は、広島県から野村、青木、またBioEngineer 吉見 暢が訪れ、藻類培養技術や協会の取り組みについてご説明いたしました。ちとせでは、藻類産業の構築に必要な各種規格・標準化に関しては、IMATと協力、連携しながら研究開発の発展と産業化を通じたバリューチェーンの構築を見据えMATSURIプロジェクトを推進しております。 「光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」Senior Manager 林愛子、Manager 吉田祥悟、Manager 猪崎風葉、Researcher 関陽香は、藻類を活用した新産業構築を目指しNEDOのグリーンイノベーション基金事業(GI基金事業)の一環として取り組んでいる、マレーシアの大規模藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central」や藻類バイオマスの用途開発についてご紹介しました。またMATSURIを多くの方にご紹介し、途切れることなく訪れる国内外からの来場者に藻類事業の可能性を訴求することができました。 写真提供:NEDO また、万博MATSURIと題し、ちとせは協力企業として2025年4月から開催予定の大阪・関西万博日本館における藻類展示の技術監修をしています。BioJapanを訪れていた万博公式キャラクター、ミャクミャクが藻類展示の応援に来てくれました。 写真提供:NEDO ちとせグループとしては、他にもバイオ生産、医療用細胞、資源循環のブースを出展いたしました。イベント全体の報告はこちら <BioJapan2024 概要>イベント名:BioJapan / 再生医療JAPAN...
外務省、JICA、JANIC 共催の国際協力イベント「グローバルフェスタ JAPAN2024」に出展いたしました
左より、Manager 徳竹暢子、Manager 柳町みゆき 2024年9月28日(土)〜29(日)、「グローバルフェスタ JAPAN2024」に出展し、石油産業に代わる藻類基盤の循環型社会の創造について紹介しました。「グローバルフェスタ JAPAN2024」は、国際協力やSDGsなどに取り組む官民様々な団体が参加する、国内最大級のイベントです。日本が1954年に政府開発援助(ODA)を開始してから70年の節目の年を迎えた今年は、対面およびオンラインでの参加者数は計74,130人にのぼり、多くの方々にちとせの藻類産業を紹介する貴重な機会となりました。 ちとせブースでは、藻類由来の粗油や色素、食品、手作りのミニチュアPBR(フォトバイオリアクター。光エネルギーを効率的に利用し、少量の水で藻類を育てることが可能な独自の装置)の模型などを展示しました。またスピルリナを原料にしたドレッシングの掴み取りやジュースの試飲を通じ、一般来場者の方々に藻類を親しみやすいものとして感じていただけるような体験を提供しました。両日ともに大変な盛況で、世代問わず多くの方に訪れていただきました。今後も様々な活動や展示を通じて、より多くの皆さまに藻類の魅力や可能性を伝えてまいります。 参加者所感(柳町みゆき)東南アジアを中心に活動する私たちの取り組みを紹介する機会をいただきました。来場された皆様には、微細藻類の特性、優位性、そして用途の多様性を知っていただき、「藻を基点とした未来の社会」について考える機会を提供しました。引き続き、より多くの皆さまに、「藻って食べられるんだ!」と驚き、「藻ってすごい!」と興味を持っていただけるような場を作っていきたいと思います。サポートいただいた主催・運営の皆さまと、ちとせブースで足を止めていただいた皆さまに感謝申し上げます。 イベント概要イベント名:グローバルフェスタJAPAN2024日時:2024年9月28日(土)〜29日(日)10:00〜17:00主催:グローバルフェスタJAPAN2024実行委員会会場:リアル会場 【屋内】新宿住友ビル 三角広場【屋外】新宿中央公園 ファンモアタイムひろば(水の広場)/オンライン 関連情報[外部] グローバルフェスタJAPAN2024[イベント] 4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー – 社会課題解決のための本質的な取り組みや事業とは –
東亜建設工業株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が講演いたしました
右:東亜建設工業 早川代表取締役社長、左:ちとせグループ CEO 藤田 10月3日(木)、東亜建設工業株式会社(以下、東亜建設工業)の社内勉強会にてちとせグループCEOの藤田朋宏が講演をいたしました。東亜建設工業は、藻を基盤とした新しい社会をつくり出すプロジェクト、MATSURIに2023年9月より参画いただいております。MATSURIの中で東亜建設工業は微細藻類のポテンシャルに期待するとともに、建設業の新しい可能性を探って行くことを目標とされており、今回の講演では早川代表取締役社長をはじめとする経営層を含む、30名以上の方々にご参加いただきました。 藤田は本講演で、社会課題から事業を作り出すという視点から、ちとせグループ内で自身が立ち上げてきた事業を例に藤田が目指すものについて語りました。質疑応答では「新規事業立ち上げのポイント」や「藻類生産施設についてのアイディア」について議論が交わされ、多くの方の関心を集めている様子がうかがえました。 本講演を通じて、MATSURIの活動の中で東亜建設工業とちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年10月3日(木)16:00~17:30会場:東亜建設工業株式会社および、オンラインでのハイブリッド開催 MATSURIプロジェクトhttps://matsuri.chitose-bio.com/太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが中心となり、企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MicroAlgae Towards SUstainable and Resilient Industryから名付けられたMATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会をつくります。MATSURIでは、藻類産業の構築に向けて、業種や規模を問わず、更に様々な企業の皆様のご参加をお待ちしております。お問い合わせはこちらから。
2024年度上期MATSURI全体会を開催いたしました
10月2日(水)、ちとせグループは「2024年度上期MATSURI全体会」を開催し、対面とオンライン合わせて約300名の方々にご参加いただきました。 ちとせグループ代表 藤田朋宏からは「2024年度上期のMATSURIの活動報告」と題し、上期の総括、MATSURIプロジェクトにおけるオープン・クローズド戦略や、規模拡大についての考えを共有しました。また藻類産業構築の活動に限らずバイオエコノミーへの取り組みを今後推進していく上で、引き続きパートナーの皆さまからのご支援とご協力が重要であることを強調しました。 続いて、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)バイオ・材料部 参事 矢追克郎様、合同会社ポスト石油戦略研究所 代表 エネルギーアナリスト 大場紀章様にご登壇いただきました。 矢追様は、NEDOにて推進されているグリーンイノベーション基金プロジェクト「バイオものづくり技術によるCO₂を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」をプロジェクトマネージャーとして統括されております。「ちとせ『MATSURI』への期待」と題した講演を通じ、20年近くにわたるちとせとの関係についても触れながら、本プロジェクトの意義や新産業創出に向けたビジョンを語ってくださいました。 大場様は、エネルギーアナリストとして、エネルギー政策や環境技術の分野で幅広い知見を持ち、数々のプロジェクトを主導してこられ、現在は経済産業省の審議会委員として日本のエネルギー政策策定にも関わってこられました。近年は、ちとせグループのSpecialistとして、温室効果ガスの削減効果にとどまらない藻類の客観的な評価を支援いただいています。大場様には石油やエネルギー問題の実情からみたMATSURIプロジェクトの意義や重要性についてお話しいただきました。 ちとせグループ執行役員 兼 Chief BioEngineer 星野孝仁からは、「設備類に関する将来の展望と課題解決に向けた取り組み」と題し、100 haの藻類生産施設における要件・仕様についての検討状況や、それに伴うCO₂および電力供給に関する課題と取り組みについて共有いたしました。これらの課題について一緒に取り組んでいただけるパートナー企業を引き続き募集している旨が伝えられました。 また今回は、MATSURIプロジェクトを率いる藤田と星野によるパネルディスカッションを実施し、事前に寄せられた質問に対して率直な意見交換が行われました。 最後に、Senior...
テレビ東京「クリックニッポン」にてMATSURIが紹介されました
テレビ東京が、政府広報として政府の取組の周知を目的に放送している番組「クリックニッポン」。 2024年9月29日(日)の放送回では「加速するバイオエコノミー」をテーマに、日本企業の取り組みとして、ちとせの藻類ラボで行われた代表藤田のインタビューと「MATSURI」が紹介されました。 藤田は放送の中で、化石資源からの脱却を目指し、日本を代表する様々な企業と協業して石油の代替となる藻類で社会が作れることを提示いたしました。 バイオエコノミーに関する総論や政府の取り組みについては、9月22日(日)「バイオエコノミー」にて放送されております。 放送された内容は、テレ東公式Youtubeにてご覧いただけます。 29日放送「加速するバイオエコノミー」はこちら 22日放送 「バイオエコノミー」はこちら
「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー」オンライン講演会実施のお知らせ
11月7日(木)14時より、ちとせグループ創業者兼CEOの藤田による「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー」と題したオンライン講演会を実施いたします。本講演会では、2030年までに市場規模4500兆円に到達するとも言われているバイオエコノミーへの取り組みとして、”光合成” をキーワードにちとせが推進している藻類基点の環境持続型産業創出プロジェクト『MATSURI』および持続型農業プロジェクト『千年農業』についてご紹介します。 通称 “2大光合成プロジェクト” の話を藤田の口からお聞きいただける大変貴重な機会です!自社の技術を新たな領域で活用したいと考えている方、バイオエコノミー領域へ異分野から参入を考えている方など、多くの方のご参加をお待ちしております。 既にMATSURIにご参画いただいている皆さまや、弊社と持続型農業関連で取り組みを進めている皆さまのご参加も歓迎です! ぜひ、こちらのリンクよりお申込みお待ちしております! https://go.chitose-bio.com/event_bioeconomy_20241107
ちとせ、大阪・関西万博日本館内の藻類が主役となる「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力
ちとせグループの中核法人である株式会社ちとせ研究所(以下、ちとせ)は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業「グリーンイノベーション基金事業(以下、GI基金事業)」に採択されたテーマの一環として、2025年大阪・関西万博日本政府館(以下、日本館)内の藻類が主役となる「Farm Area(ファームエリア)」の展示に技術監修者として協力します。 日本館「ファームエリア」では藻類が主役に日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Farm Area(ファームエリア)」「Plant Area(プラントエリア)」「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成されています。円環状の館内は、生態系の循環や資源の循環など、あらゆる「循環」を演出する仕掛けが施されており、来場者自身もあらゆるいのちとの繋がりの中で生かされている存在として、地球という大きな循環の一部であることに気づかされる造りとなっています。ファームエリアでは、限りある化石資源への過度な依存や食糧不足などの社会課題を解決し得る存在として無限の可能性を持つ「藻類」が主役です。藻類は、光合成を通じて太陽エネルギーを効率的に蓄え多様な有機物を生み出し、そのまま食品や飼料となるだけでなく、これを処理した原料から燃料、食品、化粧品、化成品や飼料など様々な素材への応用も可能で、循環型社会を構築するための重要なファクターとして注目されています。 ちとせの藻類事業についてちとせグループは「生き物たちの力と共に千年先までもっと豊かに」をビジョンに掲げ、全ての産業のバイオ化を推進すべく、かねてより藻類に着目し、藻類関連の技術開発を行ってまいりました。2021年には様々な業界のプレイヤーと立場や業種を越えて協働しながら藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」を発足し、人々の生活を支える藻類製品を普及させるべく、生産規模の拡大と多角的な用途開発を同時に進めております。 フォトバイオリアクター 藻類生産規模の拡大においては、2018年8月に0.1 haを、そして2023年4月に5 haの施設 CHITOSE Carbon Capture Central(C4)を竣工させました※1。現在は100 haの施設※2の開所に向け準備を進めています。これらの施設では、光エネルギーを効率的に利用し、少量の水で藻類を育てることが可能な独自の装置、フラットパネル型のフォトバイオリアクターを採用しています。日本館ファームエリアでは、メイン展示のひとつとして、会期中フォトバイオリアクターを用いた藻類の培養が実際に行われます。このフォトバイオリアクター以外の藻類関連の展示にも、ちとせは技術監修者として協力しています。 CHITOSE Carbon Capture Central(C4) この度の展示協力は、ちとせがこれまで培ってきた世界最高峰の技術と知見を活かし、藻類をはじめバイオエコノミーの可能性を世界に広めるかつてない好機と考えております。日本館「ファームエリア」の展示の技術監修を通じ、持続可能な未来を多くの方に認知いただくことで、藻類産業の発展に貢献してまいります。 ※1 NEDOのバイオジェット燃料生産技術開発事業の成果によるものですhttps://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100127.html※2...
ちとせグループ、株式会社みずほ銀行より10億円を調達
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.は、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)より10億円のご出資をいただきました。 みずほ銀行は、2023年2月に顧客の社会課題への対応や新規需要の創出、新たな事業モデルの実現を後押しするため、「価値共創投資枠」を新たに設定し、その運用を行ってきました。この度のご出資はみずほ銀行が強化する「価値共創の取り組み」の一環であり、2023年7月に当社へご出資いただいた株式会社資生堂と、当社の事業を後押しする形での共同出資です。 ちとせグループは、創業以来培ってきた世界最高峰の技術力を更に強化し、藻類の大規模生産、藻類由来の新たな資源の活用および社会普及など、バイオエコノミーの構築に向け取り組んでまいります。 プレスリリース記事はこちらCHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.への出資について 関連情報[ニュース] 「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」に選出いただきました[ニュース] 株式会社みずほ銀行主催のピッチイベント MIZUHO Startup WEEK “JAPANESE Startup Pitches to Go Global!” に...
MATSURIが協力する、東京大学の特別講座微細藻類を基点とする共生型新産業創出コロキウム」受講者を募集
2024年10月より東京大学にて開講される「共生型新産業創出コロキウム」の受講生を募集しております。 本講座は、東京大学 大学院農学生命科学研究科・農学部 One Earth Guardians 育成プログラム(※1)がNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の採択を受けた特別講座として実施され、微細藻類を基点として、環境と調和した新産業の創出に資する人材育成を目指すものです。 MATSURIプロジェクトを主導しているちとせグループは、環境と調和し共生しながら人々の well-being を叶える「共生型新産業」の創出に資する人材を育成することを目指し、微細藻類を題材に、講義のみならずハンズオン実習やワークショップ、フィールドワーク等を実施予定で、実際の産業の現場での学びや交流の機会を得られるよう、本講座に全面的に協力させていただいております。 本講座の受講生としては、企業等の社会人および大学生・大学院生を想定しており、両者の交流をはかるとともに、幅広い立場からの議論が実現することを目的としております。 具体的には、 10月10日に開催する本講座のオリエンテーションにてちとせグループ代表 藤田朋宏が出席 10月17日にExecutive Officer/Chief BioEngineer 星野孝仁が「微細藻類の大規模生産」のテーマで講義 10月24日にExecutive Officer/Chief Innovation Officer 笠原堅が「藻類バイオマスの用途開発」のテーマで講義 を行ないます。2025年以降にはMATSURIパートナー企業による講義も予定されています。 ちとせがマレーシア サラワク州にて開所した世界最大規模(※2)の5haの藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central(C4)」にフィールドワークとして実際に足を運んでいただける機会も予定しております。...
(一社)日本微細藻類技術協会主催の2024年度IMAT対面交流会に参加いたしました
7月12日に、一般社団法人日本微細藻類技術協会(以下、IMAT)主催の2024年度IMAT対面交流会に参加いたしました。IMATは微細藻類の産業利用や関連技術の発展を推進する目的で設立された社団法人です。当機関では、ちとせ研究所からの出向社員である野村純平がIMAT事務局長を、青木慎一が研究開発部長を務めており、関係者の皆様と一緒に微細藻類の研究基盤の構築を目指しています。ちとせでは、藻類産業の構築に必要な各種規格・標準化に関しては、IMATと協力、連携しながら研究開発の発展と産業化を通じたバリューチェーンの構築を見据えMATSURIプロジェクトを推進しております。本交流会では、IMAT事務局長 野村等が中心となり、微細藻類を用いた産業応用を検討している事業者と技術者の意見交換会や基盤技術研究所の見学、藻類研究者の講演による勉強会が実施されました。 当日は、13機関・6大学から対面とオンライン合わせ59名の方が参加され、業種や業界が違う企業の担当者同士が「微細藻類を用いた事業」という共通の話題でそれぞれの役割について活発に意見交換が行われました。研究所見学では、現地参加者から水熱液化処理やソックスレー抽出法を用いた微細藻類成分の抽出・精製技術、複数のフォトバイオリアクターを用いた各微細藻類の培養技術・実験条件等について、踏み込んだ質問が多数あり、基盤技術への関心の高さが伺えました。 参加者所感IMAT会員企業は皆、微細藻類を活用した事業展開のためIMATで技術検証を行っていることもあり、交流会の中で出る質問は高度な内容でした。IMAT事務局の野村や青木を含め研究員からは、専門用語を含めた含めたより具体的な説明があり、IMAT会員企業の参加者と共に活発な議論が展開されている様子が印象的でした。業種や業界も様々ではあるものの、微細藻類という共通項により非常に話が弾み、お互いの事業内容や進捗状況の情報交換に加え、微細藻類を用いた事業展開の難しい点や難航している部分についても意見交換する場面もあり、非常に充実した交流会となりました。本交流会に参加して、藻類が石油に替わり新しい産業の中心になり得る可能性を強く感じることができました。 今後もちとせグループとIMATは、それぞれの強みを活かしながら、藻類産業構築のため連携を強化しMATSURIを推進して参ります。 交流会概要日時:2024年7月12日(金)13:00~16:30主催:一般社団法人日本微細藻類技術協会場所:一般社団法人日本微細藻類技術協会 基盤技術研究所 広島県豊田郡大崎上島町中野6208−1内容:微細藻類を用いた産業応用を検討されている事業者との技術交流会 基盤技術研究所の見学会 勉強会(登壇者:NEDO 矢野貴久 主任研究員/広島大学大学院 廣田隆一 教授/University of Calfornia Davis 渥美正太 教授) 関連情報[外部] 一般社団法人日本微細藻類技術協会[NEWS] 「アメリカにおけるバイオ燃料最新情報」をテーマに、MATSURIパートナー企業限定情報共有会を開催いたしました
岩谷産業株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
7月17日(水)、岩谷産業株式会社(以下、岩谷産業)にて、ちとせグループCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。岩谷産業には、2024年度より藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。岩谷産業はLPガスやカセットコンロを中心とした総合エネルギー事業と、水素などの産業ガス事業、さらにそこから派生したマテリアル事業等を展開しています。脱炭素社会や持続可能な社会に向けた取り組みにも力を入れている中、バイオエコノミーを推進するちとせグループの取り組みを岩谷産業の社内に広く紹介したいとのご要望をいただき、本講演の開催が実現いたしました。本講演には、幅広い部署の方々にご参加いただきました。 藤田は講演で、2030年までに市場規模4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーの話題をはじめ、ちとせグループで多くの新規事業を立ち上げてきた経験による各領域の事業展開を例に、新規事業立ち上げの際に意識する点などについてお話しいたしました。質疑応答では、藻類生産や藻類を活用した製品づくりとそのビジネス展開や、ライフサイクルアセスメントに対するちとせの姿勢、さらに新規事業立ち上げに関する悩みの解決方法など、様々な質問が寄せられました。講演終了時間ぎりぎりまで活発な議論が展開され、有意義な意見交換の場となりました。 本講演にてちとせグループの知見を共有することで、岩谷産業の事業推進が加速すること、そして、岩谷産業とちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年7月17日(水)13:30~16:00会場:岩谷産業株式会社 東京本社およびオンラインでのハイブリッド開催
【プレスリリース】ちとせグループ、株式会社三井住友銀行より10億円を調達
バイオエコノミーを推進するちとせグループの統括会社 CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:藤田朋宏)は、株式会社三井住友銀行(以下、三井住友銀行)を引受先として、10億円の第三者割当増資契約を締結したことをお知らせいたします。 かねてより三井住友銀行にはちとせグループの主要な取引銀行として、ちとせグループの事業拡大を支えていただいております。また2023年9月より、石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにもご参画いただいております。 ちとせグループは、今回調達した資金をMATSURIの更なる発展を見据えた藻類生産設備の拡大や、微生物や細胞などの小さな生き物を活用した様々なバイオ製品の開発に充当し、併せて、2027年を目途に計画中のNASDAQでの新規株式公開申請(IPO)に備えた体制強化等も進めて参ります。 株式会社ちとせ研究所(以下「ちとせ」)は、昨年3月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金(※1)に580億円規模の研究開発事業の実施者として採択されました。本事業には三井住友銀行に協力機関としてご参画いただいております。ちとせの事業拡大を支えるべく、CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. は、昨年度に第三者割当増資により総額31億円を調達するなど、財務基盤を充実させております。今回の三井住友銀行からのご出資も梃子に、2032年には30兆ドルの市場規模と見込まれるバイオエコノミー(※2)をリードすべく、ちとせグループは引き続き全力で取り組んで参ります。 今後の調達計画脱炭素化への取り組み、および持続可能なものづくりを同時に推進する活動への期待感の高まりから、2023年9月の増資と合わせて調達額41億円と、当初の目標を大幅に上回る結果となりました。資金調達活動を継続し、2025年までには総額150億円超を調達予定です。 ちとせグループ代表 藤田朋宏バイオエコノミーという新しい産業を生み出すためには、ちとせグループが創業以来培ってきた世界最高峰の技術力だけでなく金融の力が不可欠です。この度のご出資は、SMBCグループの「社会的価値創造投資枠」(※3)を活用した出資と伺っております。バイオエコミー産業の構築支援を通じて「社会的価値の創造」の取り組みを進めるSMBCグループに、そのパートナーの一社として選んでいただき光栄です。SMBCグループ経営陣の方々から期待の言葉もいただき、身の引き締まる思いです。 ※1:グリーンイノベーション基金/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進について https://green-innovation.nedo.go.jp/project/bio-manufacturing-technology/ ※2:2022年9月のバイデン大統領令「持続可能で安全・安心な米国バイオエコノミーのためのバイオテクノロジーとバイオものづくりイノベーション推進に関する大統領令」のファクトシートにて、2030年までにバイオエコノミー市場は約4000兆円規模まで拡大するとの分析が公表されました。 https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/09/12/fact-sheet-president-biden-to-launch-a-national-biotechnology-and-biomanufacturing-initiative/ ※3:SMBCグループの 2024 年 5 月 17 日付プレスリリース「社会的価値の創造に向けた経費枠の設定について」 https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20240517_01.pdf <関連情報> [外部] SMBCグループ...
「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」に選出いただきました
左から:ちとせグループ Senior Manager 勝山久蔵、COO 釘宮理恵、みずほ銀行 執行役員 金田真人氏、ちとせグループ General Manager 合田雅弘 この度、株式会社ちとせ研究所は、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)が四半期ごとに有望なイノベーション企業を表彰する「Mizuho Innovation Award 2024.1Q」を受賞いたしました。Mizuho Innovation Awardは、みずほ銀行がビジネスモデルの優位性、チーム力、成長可能性などを評価の軸として有望なイノベーション企業を表彰するものです。 またみずほ銀行には今年5月に石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。ちとせが培った技術力を世界に発信すべく、今後も金融機関との連携を強化してまいります。 関連情報[ニュース] 株式会社みずほ銀行主催のピッチイベント MIZUHO Startup WEEK “JAPANESE Startup Pitches to Go Global!”...
株式会社トクヤマにて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
左から、執行役員 CSR推進本部長 関氏、取締役常務執行役員 井上氏、ちとせグループ創業者兼CEO 藤田、取締役専務執行役員 岩崎氏、研究開発本部 副本部長 福田氏、研究開発本部 小早川氏 6月19日(水)、株式会社トクヤマ(以下、トクヤマ)にて、ちとせグループのCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。トクヤマには、2022年より藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただいております。トクヤマは1918年に創業された老舗の化学メーカーですが、バイオ領域での事業にも注目しているほか、カーボンニュートラルに向けた取り組みに力を入れています。そのような中でバイオエコノミーを推進しているちとせグループの取り組みをトクヤマの社内に紹介したいとのご要望をいただき、本講演会の開催が実現しました。本講演会には、岩崎取締役専務執行役員や井上取締役常務執行役員をはじめとする経営層ほか、研究開発本部の社員を中心に、オンラインを含め約50名の皆様にご参加いただきました。 藤田は講演の中で、2030年までに市場規模 4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーについて取り上げるとともに、新規事業立ち上げをテーマにして、事業立ち上げの際に意識するべき視点と、意識を継続するための仕組みについて詳しくお話しいたしました。参加者の皆様は新規事業立ち上げのテーマに強く興味を持たれたご様子でした。また、講演会後にはバイオエコノミーから人材育成にわたって幅広い質問が寄せられ、活発な意見交換の時間となりました。本講演がトクヤマの事業推進に勢いを与える一助となり、また、トクヤマとちとせグループの協業が進んでいくことを期待しています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年6月19日(水)15:30~17:30会場:株式会社トクヤマ 東京本部 およびオンラインでのハイブリッド開催 MATSURIプロジェクトhttps://matsuri.chitose-bio.com/太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが中心となり、企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MicroAlgae Towards SUstainable and Resilient Industryから名付けられたMATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会をつくります。MATSURIでは、藻類産業の構築に向けて、業種や規模を問わず、更に様々な企業の皆様のご参加をお待ちしております。お問い合わせはこちらから。 関連情報[ニュース] 株式会社トクヤマが法人パートナーとしてMATSURIに参画しました[外部] 株式会社トクヤマ
神鋼商事株式会社にて、ちとせグループCEO藤田が「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました
講演会の様子 6月13日(木)、神鋼商事株式会社にて、ちとせグループCEOの藤田朋宏が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」の題目で講演いたしました。かねてより神鋼商事には、石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト、MATSURIにご参画いただくほか、昨年9月には第三者割当増資の引受先としてちとせグループにご出資いただいております。本講演会には、森地代表取締役社長をはじめとする経営層から関連部署の社員まで幅広くご参加いただきました。 左:神鋼商事 森地代表取締役社長、右:ちとせグループCEO藤田 藤田は「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」と題した講演で、2030年までに市場規模 4,000兆円に到達すると見込まれるバイオエコノミーについてや、新規事業を立ち上げる際に意識すべき視点など、各領域の事業展開の例を用いてお話しいたしました。特に新規事業立ち上げをテーマにした内容の中で、「社会課題のソリューションに対してお金が集まる」や「業界が同じでもビジネスの核心は異なる」といった話題では、多くの方がメモを取ったり深く頷かれたりなど積極的な反応が見られました。 質疑応答の様子 神鋼商事は今年5月に発表した中期経営計画にてKOBELCOグループの中核商社として更なる事業の拡大・深掘りを進めると共に、当社独自のサプライチェーン構築によるビジネスモデルの多様化に加え、社会課題の解決と収益力強化に資する新規事業推進を追求すると言及しています。この日の森地代表取締役社長のご挨拶でも、新規事業に果敢に挑戦する姿勢が強調されました。本講演にてちとせグループが積み重ねてきた知見を共有することで、神鋼商事の皆様にも有益な時間となったことを願っています。 講演概要講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略日時:2024年6月13日(木)14:00~16:00会場:神鋼商事株式会社 本社とオンラインでのハイブリッド開催 関連情報[ニュース]神鋼商事株式会社が法人パートナーとしてMATSURIに参画しました[プレスリリース] ちとせグループ、第三者割当増資による総額31億円の資金調達実施[外部] 神鋼商事株式会社[外部]「ちとせグループ」創業者兼CEO藤田氏による講演会を開催
マレーシア クチンにて、MATSURI現地視察会を執り行いました
5月28日、29日、ちとせグループ(以下、ちとせ)は世界最大規模の藻類生産設備、CHITOSE Carbon Capture Central(以下、C4)の視察会をマレーシア、クチンにて執り行いました。本視察会には、MATSURI参画企業35社70名の方々にご参加いただき、Sarawak Biodiversity Centre(以下、SBC)およびC4の視察、講演会やパートナー交流会を実施いたしました。 5月28日:SBC視察 ちとせグループが設計・監修を行った、サラワク生物多様性センター(Sarawak Biodiversity Centre)敷地にある藻類生産設備 (マレーシア・サラワク州) 行程初日は1000 ㎡の藻類生産設備を有するSBCの視察を行いました。SBCはサワラク州の生物多様性の保全を目的とした州立研究所です。ここでは約600種の微細藻類が保管されており、ちとせはその実用化に向けた技術アドバイザーとして携わり、以降、現在も協業を続けています。この日参加者は、試験管レベルの微細藻類やちとせが設計・監修を担った1000 ㎡の藻類生産設備をご見学いただきました。 5月28日:C4視察 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託業務にて実施 続いて一行は1000 ㎡の50倍、5 haの藻類生産設備を有するC4へ向かいました。研究機関として運用されているSBCの設備とは異なる、迫力のあるリアルなオペレーションをご覧いただきました。実際の運用を目にした多くの参加者から「自社の技術がここで活用できないか」「こんな形で貢献できるのではないか」などの言葉も聞くことができました。ご参加の皆様に藻類産業の構築が「夢物語ではない」ということを実感していただけたように思います。 5月28日:懇親会 1日目の晩は、株式会社資生堂...
パリにて開催された世界最大級のテックイベント「VIVA TECHNOLOGY 2024」に出展いたしました
2024年5月22日(水)〜25日(土)、フランス、パリにて開催された世界最大級のテックイベント「VIVA TECHNOLOGY 2024」にちとせグループが、日本を代表するスタートアップの一社として出展いたしました。本イベントには、Chief Financial Officer 今井正之、General Manager 合田雅弘、Senior Manager 勝山久蔵、Manager 林愛子が参加してまいりました。 VIVA TECHNOLOGYは、フランスのパリで開催される世界トップクラスのテックイベントで、AIやサステナビリティ、ディープテック、ブロックチェーンの最先端技術を誇る企業が各国から集結します。例年、仏大統領や、世界トップ企業の経営者らの講演が開かれるほか、欧米の機関投資家やVCも数多く訪れます。 今年の来場者数は約165,000人、13,500社以上のスタートアップ、2,000人以上の投資家の参加と盛り上がりを見せるなか、ちとせグループでは、石油産業に代わる藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」を中心に展示いたしました。 さらに日本は今年Country of The Yearに選ばれ、特別招待国として大きな注目を集め、ちとせグループのブースにも、開催期間中約300人/日の方々にお立ち寄りいただきました。また、メインステージでピッチの機会をいただき、Senior Manager勝山より、ちとせとMATSURIの紹介に加え、今後の世界展開の計画等について発表させていただきました。 本イベント前夜に開催されたJapan Nightsには、日本より経済産業省 岩田和親副大臣、JETRO ブリュッセル事務所長...
第1回UAE-Japan Joint Business Council ForumにてMATSURIの取り組みを紹介いたしました
(左からTech & Biz Development Div. Manager 林愛子、Financial Strategy Div. General Manager 合田雅弘、UAE国際投資家評議会ジャマル・ビン・サイフ・アル・ジャルワン閣下、吉田宣弘経済産業大臣政務官、Financial Strategy Div. Senior Manager 勝山久蔵) ちとせグループは、4月18日にUAEで開催された第1回UAE-Japan Joint Business Council Forumに参加いたしました。 このイベントは、World Future Energy Summit (WFES)に併せて開催されており、日本とUAEの共同ビジネスの促進を目的としています。UAEと日本の政府関係者や、ヘルスケア、水、Web3.0・イノベーション、水素、グリーン素材の5分野でビジネスを展開している日本企業の代表者が出席し、各社がそれぞれの取り組みについて紹介しました。 Web3.0・イノベーションのパネルディスカッションでは、Financial Strategy Div....
在日フランス大使館の皆様にちとせ藻類ラボへお越しいただきました
4月3日(水)、在日フランス大使館(La France au Japon)科学技術部の皆様をお招きし、ちとせKSPオフィスならびに藻類ラボの見学会を行いました。 在日フランス大使館 科学技術部は、日仏両国の研究者や研究機関のパートナーシップの推進を使命とし、日本とフランスの二国間の研究・技術協力を始動、または発展できるよう導くことを目指す組織です。今回、ちとせの藻類生産技術における現状課題を実際の現場で体感されたいというリクエストをいただき、見学会の開催に至りました。 在日フランス大使館科学技術部の皆様との集合写真 初めに、BioEngineer 林より、ちとせグループの概要ならびにMATSURIプロジェクトについて紹介しました。 プロジェクトの紹介では、「藻類の中でもなぜ微細藻類なのか?」「なぜMATSURIを立ち上げたのか?」という問いをひとつひとつ明らかにしました。MATSURIは、各業界がそれぞれ「代替原料としての微細藻類」を使うために研究開発するのでなく、得られた藻類バイオマスを余すことなく使うために国や業界を跨いだプロジェクトとして発足されており、MATSURIが「藻類基点の産業を構築するためのお祭り」であることに共感いただきました。 また、昨年フランスで登壇の機会をいただいたこと、仏企業のMATSURI参画が加速していること、さらにマレーシアサラワク州にある世界最大規模の屋外藻類生産設備(CHITOSE Carbon Capture Central(C4))へ、在マレーシアフランス大使館の皆様にお越しいただいていることなどを例に、フランスにおける微細藻類分野への関心についても意見交換をおこない、微細藻類が今後さらに注目を集める分野の一つとして期待されていることが伺えました。 用途開発エリアにて、微細藻類由来の素材やプロダクトを紹介しました 次に、Senior BioEngineer 松崎引率のもと、微細藻類の生産設備の見学会を実施しました。用途開発品の展示エリアにて、実際に微細藻類で作られたプロダクトをご覧いただき、微細藻類の素材としての多様な用途をご認識いただきました。生産エリアでは、最新のデジタル技術が搭載された微細藻類生産設備をご覧いただきました。実際に専門知識のあるバイオエンジニアが培養状態を把握するセンサを活用している様子や、高度な培養制御技術に驚かれている様子でした。 生産エリアでのディスカッションは藻類培養に関する専門用語が飛び交いました 見学会後は、微細藻類を原料とする食品をご試食いただきながら、フリーディスカッションをおこないました。微細藻類が人々の生活に当たり前のように溶け込む社会をつくるためには、国内に留まらず多くの賛同者の協力が必須です。今回貴重な機会をいただき、フランス大使館の皆様にMATSURIプロジェクトをご紹介できたことを嬉しく感じております。また、微細藻類事業のみならず、細胞事業、千年農業、AI技術などちとせグループの事業領域に広く関心をお持ちいただいております。今後も一層の連携を深めていければと考えております。 実際に微細藻類由来のプロダクトに見て、触れて、感じていただきました
日本ガイシ株式会社の社食にて、スピルリナ入りスムージーを期間限定で提供していただきました
2024年3月4日(月)〜8日(金)の一週間、日本ガイシ株式会社(以下、日本ガイシ)本社熱田地区社員食堂「あったか食堂」にて株式会社タベルモの生スピルリナ「タベルモ」を使用した日替わりスムージーをご提供いただきました。 日本ガイシはMATSURI産業構築パートナーとして藻類産業の構築へ積極的に参画いただいておりますが、それ以前に同社の事業内容に伴って全社レベルで環境への問題意識が高く、今回の企画も同社内で環境問題に取り組む有志グループ「Jade」の発案により実現したものです。 日本ガイシではこのような有志の活動の支援や、社員食堂で金額の10%が寄付されるメニューの設定など、社員の福利厚生や健康経営は勿論、社会や環境の問題に対して様々な取り組みを積極的に行っております。 今回のイベントを行った本社熱田地区の社員食堂は、数ある拠点の中でも特にメニューが豊富で工夫されており、とても評判の良い食堂のひとつです。また、この食堂は本社にあるため、社長をはじめ役員、社員の皆様が同じ時間同じ場所で顔を合わせる交流の場としてとても大切にされており、食堂全体が明るく、活気に満ちておりました。その貴重な場に「スピルリナ」が加わることができ、とても光栄な一週間となりました。 もともと健康意識の高い方が多い背景もあり、スーパーフードの王様と呼ばれるスピルリナの持つ豊富な栄養素、抗酸化、抗アレルギー効果が喜ばれ、通常メニューのケール入りスムージーをはるかに上回る、驚くべき販売数を記録いたしました。 ◼️販売数参考:通常のケール販売数:15杯/日 程度3月4日(月)スピルリナパイン 52杯3月5日(火)スピルリナピーチ 68杯(完売)3月6日(水)スピルリナバナナ 93杯3月7日(木)スピルリナココナッツ/りんご蜂蜜 111杯(完売)3月8日(金)スピルリナ豆乳バナナきな粉 114杯 スピルリナスムージー待ちの列 通常は甘いスムージーは食事に合わないため、これほどの数が出ることは無いとのこと スーパーフードの王様ということもあり、手に取る方は女性が多いのではないかと想定しておりましたが、実際は男性の方も同等、やや男性が多かったかもしれません。スムージーを手に取った皆様からは、 「もう何回もリピートしています。」「美味しいし、体にいいというので選んでいます。」「正直緑の色が濃すぎてビックリしたのですが、飲んでみたら美味しいので気に入りました。」「藻が入っているということですが、藻の味がわからない。美味しいです。」「飲んでみたかったんです。次は藻だけを味わってみたいです。」 というお声をいただきました。日替わりということで、毎日召し上がってくださる方も。最初は色にびっくりしながら試してみたものの、美味しかったのでリピート、ということで日に日に販売数が増えていったようです。 このありがたいほどの反響は、スピルリナの効果だけではなくJadeの皆様をはじめ日本ガイシ社員の皆様、より美味しくより健康になるようメニュー開発でご協力いただいたグリーンハウス株式会社ご担当の皆様、本イベント全てに関わる皆様がMATSURIをきっかけとして繋がったことによって成し遂げられたものです。今後もこのようにMATSURIで繋がり、皆様のご協力をいただきながら、新しい取り組みをどんどん広げてまいりたいと考えております。 ◼️概要期間 :2024年3月4日(月)〜8日(金)食堂営業時間:11:10~13:30場所 :日本ガイシ本社 熱田地区社員食堂 「あったか食堂」
「サステナブル・ブランド ジャパン」にて、資生堂とMATSURIプロジェクトの共創について掲載いただきました
サステナブル・ブランド ジャパンは、サステナビリティやSDGs、ESGに関する国内外のニュースを配信するメディアです。 本記事では、MATSURIパートナーである株式会社資生堂(以下、資生堂)がMATSURI参画に至った経緯をご紹介いただいております。また、資生堂のブランド価値開発研究所 グローバルブランド価値開発センター長 大山氏と、ちとせグループ代表の藤田による「光合成由来の次世代の化粧品」への想いや「光合成を基点とした産業」の構築に関する対談も掲載いただきました。 記事について サステナブル・ブランド ジャパン 掲載日:2024年3月07日(木) 記事全文:藻類を活用し、化粧品業界が起こそうとしているイノベーションとは―― 資生堂とちとせグループの共創に見る
業界研究イベント「“MATSURI” オープン・デー in 東京大学」を開催いたしました
2024年2月20日(火)、ちとせグループ率いるMATSURIは、プロジェクト発足以来初の一般向け業界研究イベント「“MATSURI” オープン・デー in 東京大学」を開催いたしました。本イベントには、出展企業としてMATSURIパートナーであるENEOS株式会社、株式会社資生堂、日本ガイシ株式会社、花王株式会社、株式会社三井住友銀行にご参加いただきました。当日は、学生の参加者を中心に多くのお申し込みをいただき、当初の予想を大きく上回る109名の方々にご来場いただきました。 イベント第1部では、ちとせグループ代表藤田と株式会社資生堂 小口様による講演、また、出展企業各社よりMATSURIへの参画理由と自社紹介をピッチ形式で行っていただきました。第2部では、企業ごとにブースをご用意いただきました。参加者が自由にブースを訪問できるカジュアルな形式で、いずれも立ち見ができるほどの盛況ぶりでした。 MATSURIが目指すのは「事業創出」でなく「産業創出」です。2021年に企業連携型プロジェクトとして発足して以来、拡大を続けるMATSURIですが、産業の創出には企業や自治体だけでなく、一般消費者の方々の参画が不可欠です。今後MATSURIでは、一般の皆さまにも広く認知していただけるようなイベントを続々と企画して参ります。藻類産業の構築に向けて、業種や規模、職種、立場を問わず、多くの皆さまの参加をお待ちしております。引き続き、応援よろしくお願いします! ブースに収まりきらないほどの参加者にお集まりいただきました 出展企業の集合写真 ◾️概要 日時:2024年2月20日(火)14:00~17:00会場:東京大学伊藤国際学術研究センター 地下2階 多目的スペース第1部・講演①「世界を牽引するユニコーン企業の正体 ~企業群を束ねるトップが語る本音~」 藤田朋宏(ちとせグループ代表/ Ph.D.)・講演②「循環型社会へ ~私たちの挑戦~」 小口希 氏(株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 R&Dサステナビリティ&コミュニケーション部 循環型原料開発特任プロジェクトリーダー/Ph.D.)・出展企業紹介第2部 企業ブース交流
NHK広島放送局の「お好みワイドひろしま」および、NHK全国版「おはよう日本」にて、IMATにおけるちとせグループの藻類事業についてご紹介いただきました
1月23日(火)放送のNHK広島放送局の「お好みワイドひろしま」および、2月16日(金)放送のNHK全国版「おはよう日本」にて、ちとせ研究所Senior BioEngineer※1 の青木慎一が一般社団法人日本微細藻類技術協会(以下、IMAT)でのちとせグループの藻類事業についてお話させていただきました。 IMATでは微細藻類の産業利用と関連技術の発展を推進することを目的として、微細藻類の研究基盤構築に関する活動を行っています。その核となるのが、CO2を活用した藻類産業プロジェクト「MATSURI」におけるちとせグループの技術です。昨年、マレーシア サラワク州で開所した藻類生産設備C4では、隣接する火力発電所から出る排気ガス中のCO2を活用して持続可能な航空燃料(SAF)等の製造に向けた長期大規模藻類生産の実証試験を開始しています。今後は藻類の生産規模を2,000haまで拡大する計画のもと、カーボンニュートラルで真に持続可能な社会づくりに貢献して参ります。 ※1 IMATでは研究開発部部長 ◾️番組について 番組名:NHK広島放送局「お好みワイドひろしま」放送日:2024年1月23日(火)概要:https://www.nhk.jp/p/okonomi-hiroshima/ts/N582XX6G98/episode/te/9N15YRJ6Y3/ 番組名:NHK全国版「おはよう日本」放送日:2024年2月16日(金)概要:https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2024_0216.html
【プレスリリース】藻類産業構築プロジェクト “MATSURI” オープン・デー in 東京大学 開催!
「MATSURI」を運営するちとせグループは、2024年2月20日(火)に東京大学にて、業界研究イベント「“MATSURI” オープン・デー in 東京大学」を開催いたします。本イベントには出展企業としてENEOS株式会社、株式会社資生堂、日本ガイシ株式会社、花王株式会社、株式会社三井住友銀行が参加いたします。藻の未来や可能性、環境問題の本質的なソリューションについて理解を深めたい方、ご自身の学びを社会に還元したいとお考えの方、幅広い層の皆さまのご来場をお待ちしております。 サステナブル、エシカル、SDGs、カーボンニュートラル、GXなど、環境課題を背景としたキーワードで溢れかえる現代において、「本質的」と言えるソリューションは実は多くなく、環境問題に取り組む企業もまさに玉石混淆。これからの未来を創る学生や一般消費者にも本質を捉える力が求められています。「“MATSURI” オープン・デー in 東京大学 」は、世界のバイオエコノミーを推進するちとせグループとMATSURI参画企業の取り組みについて学び、環境問題への洞察力を身につけるきっかけとなる新しい業界研究イベントです。本イベントでは、東京大学OBであるちとせグループ代表の藤田朋宏が母校に帰り、MATSURI参画企業と合同で、プロジェクトの取り組みや、世界経済の潮流に大きな影響を及ぼすバイオエコノミー(※1)の本質についてお話しいたします。私たちは、世界でまだ誰も見たことのない産業構築を一緒に成し遂げる仲間を探しています。奮ってご参加ください。 (※1) 2022年9月のバイデン大統領令「持続可能で安全・安心な米国バイオエコノミーのためのバイオテクノロジーとバイオものづくりイノベーション推進に関する大統領令」のファクトシートにて、2030年までにバイオエコノミー市場は約4000兆円規模まで拡大するとの分析が公表されました。https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/09/12/fact-sheet-president-biden-to-launch-a-national-biotechnology-and-biomanufacturing-initiative/ <イベント概要>日時:2024年2月20日(火)14:00~17:00(開場 13:30)会場:東京大学伊藤国際学術研究センター 地下2階 多目的スペース対象:大学生・大学院生(学年、学部・学科不問)、企業人主催:CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.参加方法: こちらよりお申し込みください。※当日の状況により入場を制限する場合があるため、事前のお申込みを推奨いたします。その他:参加無料、服装自由 ■第1部 講演(14:00~15:50)・講演①「世界を牽引するユニコーン企業の正体 ~企業群を束ねるトップが語る本音~」 藤田朋宏(ちとせグループ代表/ Ph.D.)・講演②「循環型社会へ ~私たちの挑戦~」 小口希 氏(株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 R&Dサステナビリティ& コミュニケーション部 循環型原料開発特任プロジェクトリーダー/Ph.D.)・出展企業紹介(各社3分) ■第2部 企業ブース交流(15:50~17:00)ご自身の興味に応じた企業ブースを自由に訪問できます。・ブース訪問① 15:50~16:10・ブース訪問② 16:15~16:35・ブース訪問③ 16:40~17:00 <こんな方におすすめ>・評価額1,200億円のユニコーン企業の代表の本音を聞いてみたい・玉石混淆ある環境問題に取り組む企業の中から、本質に取り組む企業を見極めたい・研究内容を社会に具現化したい・志を持って大きな事業を成し遂げたい・就職・転職活動する上で、大手企業とベンチャー企業どちらに進むか迷っている...
三井金属鉱業様と藻類産業構築プロジェクト“MATSURI”についてトークイベ ントを開催しました
1月30日(火)、ちとせグループはMATSURIの産業構築パートナーである三井金属鉱業株式会社(以下、三井金属)とMATSURIの活性化を目的としたクローズドイベントを開催しました。三井金属の総合研究所 / 基礎評価研究所で開催された本イベントの様子はオンライン配信もされ、両社から総勢70名超が参加しました。 第1部では、ちとせグループ代表の藤田がMATSURIの未来と、新しく事業を作り上げる「0 to 1」の経営思想をテーマに講演いたしました。なぜちとせグループがMATSURIを始めるに至ったのか。また、どのような未来を作っていくのか。ちとせグループの経営思想を織り交ぜた藤田の講演に対し、参加者の皆様は、時折深く頷きながら60分間聴き入っていました。 第2部では、三井金属の常務執行役員/事業創造本部長の安田清隆様と藤田による、MATSURI参画への想いやちとせグループに出資いただいた目的、当プロジェクトを通して実現されたいことをテーマにしたトークセッションを開催しました。安田様からは「MATSURIが目指す藻類産業の構築、それを通じたカーボンニュートラル社会の実現に向け、三井金属が強みとする触媒技術や分離精製技術をもって我々も貢献していきたい。」とし、MATSURIへの参画を検討している企業に向けて「藻類産業を構築するためには異業種の企業によるオープンイノベーションが必要不可欠です。是非MATSURIへの参画をご検討いただきたい。」との言葉を残し、MATSURIが目指す未来を共につくる仲間へのメッセージでイベントを締めくくりました。 ◾️概要日時:2024年1月30日(火)1部 15:00-16:00 2部 16:30-17:00場所:三井金属鉱業株式会社 総合研究所 / 基礎評価研究所